河野鷹思デザインの日記帖

  • 2014.11.28 Friday
  • 19:10
熱心に日記をしたためているわけではない。手帖に毎日少しだけというのが何年か続いている程度。
博文館日記を購入したのは、一念発起で2015年は日記をがっつり書くぞ!という思いからでもない。
そう、装幀に惹かれて・・・。

河野鷹思さんのことは雑誌「NIPPON」をデザインした方ということぐらいしか知らないが、
数年前(もしかしたら10年以上前?)、に田中一光さん他いろんなデザイナーの作品を集めたポスター展?で出合い、
自分の中の片隅に住むようになったように記憶している(記憶違いかもしれない)。

河野さんの中で「魚」がどういう存在なのかわからないが、他にもアクリル樹脂で魚の作品を作っているところをみると、
数あるモチーフの中から「魚」を選んだわけを知りたくなってくる。

一冊は曲線で形作られた魚、もう一冊は直線的な図形を組み合わせた魚で、対照的なデザイン。曲線の方は女性用で、
直線的の方は男性が使うところをイメージしたのだろうか?どちらも単純なデザインのようだが
見れば見るほど味わい深い。

最初曲線的な方をかわいいなと思ったのだが(そう思って友人にもプレゼント)、じっくり見ていると
直線的な方もクールで素敵。

私がこの日記帖を日記帖として使う日がくるかどうかはわからないけれど、手元においておきたい好みなデザイン。

日記帳

日記帳

日記帳


レモン糖度 88



NEMUNOKI 作品集

  • 2012.10.30 Tuesday
  • 12:10
ねむの木学園の作品集はたくさん出ている。
おそらく、そのすべてを持っているのだが 、どれか一冊、おすすめはある?と聞かれたら、
迷わずこの1冊をおすすめしてしまう。

それは、フランスでねむの木学園の展覧会が行われた時の作品集
「NEMUNOKI INSTITUT JAPONAIS POUR ENFANTS HANDICAPES」1987年12月16日発行

19㎝弱×19㎝弱、厚さ1㎝というコンパクトサイズで、
なかだよしえちゃんの「まり子」のカバーが目を引くハードタイプの作品集。
数ある作品集の中で、もっともお洒落な雰囲気を感じてしまう1冊でもある。

ねむの木32

この作品集が他の作品集と違うのは、作者の顔写真が掲載されているところ。どの子がどんな絵を描くのか、
まり子さん著書のねむの木学園の本を読んで興味を持った私には、とてもありがたいのだ。
さらに、何歳の頃に描いた絵なのかもわかるようになっている。成長と共に変化していく絵・・・
展覧会などで、これは何歳の時に描かれたものだろう?と気になることが度々あるので、すごく興味深い。
一度読んだ本を、この作品集と照らし合わせながら読み返すと、子どもたちの顔や作品とエピソードが結びつき、
より鮮明に心に残るのだ。

巻末にも白黒だが、子どもたちとまり子さんの写真が数枚掲載されているのも魅力。

そんなわけで、私はこの1冊をフェイバリットとしてあげたいな。

レモン糖度 100


上記は、まだねむの木学園で販売されているのを確認した(2012年10月現在)のでご紹介。
もう販売はされていないが、古本屋などで見かけたら是非手に取っていただきたいのは、こちらのシリーズ。
一番最初に出版された作品集である。
こちらも、作者の顔写真とエピソードも同時掲載でほんとうに素晴らしい内容。たくさん重版されているので、
表紙の色は手元には4色ある(もしかしたら他にも色はあるかもしれない)が、内容は3種類だと思う。
子どもたちの名前の漢字を知ることができるし、つとむさんがまだまり子さんの戸籍に入る前の名前だったりする。
コアなファンにはたまらない作品集になっている。

ねむの木31

「画集 ねむの木の詩 第1集 はじめての画集」昭和52年7月30日初版(青/白)
「画集 ねむの木の詩 第2集 子どものまり子へのお話」昭和54年2月7日初版(赤)
「画集 ねむの木の詩 第3集 虹をかけるこどもたち」昭和56年3月21日初版(黄)

まり子さんのサインも昔はイラスト入りで、イラストもいくつか種類があり、そういう楽しみもあるので、
同じ本でも安く見つけるとつい買ってしまう。

挟んであった当時の包装紙は「お花のワルツ」やすこちゃん。

ねむの木33



P.S.
美術展が開催される度に発行される作品集も、新しく仲間になった子どもたちや、
古くからいる子どもたちの新しい作品と出合えるので、楽しい。作品のタイトルはまり子さんがつけているのか、
同じ作品でも作品集によってタイトルが違うこともあって、それもなかなか面白い。
としみつさんの子どもの頃のセンスはダントツで、つとむさんの最近の作品の物語性には毎回グッと惹きつけられる。
絵を見ただけで、どの子の作品かわかってくると、展覧会も数段に面白い。



宇野亜喜良の女の子と、動物

  • 2012.06.29 Friday
  • 14:16

乙女美学校」卒のナマさんから、新品のまま保管してあったという乙女美学校オリジナルTシャツを2着もいただきました。
乙女美学校へ行くのが夢でしたが、住んでいる場所、資金、似たような志を持つ女の子たちとうまくやっていく自信がない、
という3つの理由で断念していました。
しかしこのブログとツイッターがご縁で、乙女美卒の女の子たちと何人も知り合うようになって、みんな優しく本当に乙女で、
なんだ、こんな素敵な人ばかりならば、勇気を出して飛び込む、という選択肢もアリだったな・・・と今では思っています。
・・・乙女美生でもないのにこのTシャツを着てしまってもいいのでしょうか?
でも、宇野亜喜良さんのイラストが可愛いし、今年の夏は少し距離を置いていたTシャツに久しぶりに挑戦してみよう!
そんなウキウキとした気分にさせていただきました☆

宇野亜喜良6  宇野亜喜良5

そこで私のお気に入りの、宇野亜喜良さんのイラストが楽しめる本を、3冊ここに記そうと思います。

薔薇猫ちゃん」今江祥智著 宇野亜喜良絵 原生林 1990年10月10日 初版 レモン糖度 98

宇野亜喜良2

タイトルに惹かれてアマゾンでずいぶん昔に購入しました。簡単に言ってしまうと、仲の良い夫婦の何気ない日常のお話。
旦那様が奥さんのことを大好きで、この夫婦の会話ややりとりがとってもほほえましく、こんな夫婦になれたらいいなあと
読んでいて心地よい。映画でいったら「クロエ」や「東京日和」を観ているときに感じる夫の妻への愛情(個人的すぎる思い込みだけど)。
仲睦まじい様子を見ると、いいなあという淡い憧れと、見ているこちらまで幸せな気持ちにさせてもらう、そんな一冊です。
宇野さんの描く薔薇と猫からは、ほんとうにほんのり薔薇の香りがしてきそうで。
さまざまな花が登場し、お花好き、猫好きの人には絶対オススメの本。
今度猫を飼う機会があれば、私は「薔薇猫ちゃん」と名づけたいとひそかに思っています。

ぼくのスミレちゃん」 今江祥智著 宇野亜喜良絵 旬報社 2002年5月25日 初版 レモン糖度 75

宇野亜喜良

「薔薇猫ちゃん」を読んだ後に、タイトルに惹かれて購入。薔薇とスミレは私の好きな花。タイトルにこの二つが入っていると
つい手に取りたくなります。この本は、薔薇猫ちゃんと同様に夫婦の愛の物語。でも、うってかわってとってもシュール。
おそらく痴呆症とみられるおばあさんと、その夫であるおじいさんの心の中の声を物語にしてあるのです。
宇野さんの描く馬を見ることができます。

気まぐれ魔女の物語」 白石かずこ著 宇野亜喜良絵 エルム 1976年10月5日初版 レモン糖度 90

宇野亜喜良3  宇野亜喜良4

この本は絵本ばかりを扱う古本屋さんで一目ぼれ。先の2冊よりもずいぶん前に購入しました。
魔女の国に暮らす、3姉妹の魔女の女の子の恋の物語(ファンタジー)。性格の違う3人は3様の恋をする。
思春期の女の子に読んでもらいたいな。この3冊の中で一番宇野亜喜良さんのイラストを堪能できます。
私はブックカバーを外した状態が好きで、カバーを外して部屋に飾っていました。
同じようなことを何かの雑誌で誰かが言っているのを読んだときはびっくりして、少し嬉しくなったのを覚えています。

宇野さんの描く女の子や動物は憂いと同時に強さを感じられて好き。可憐だけど凛としている。
そっと手を差し伸べたくなるけれど、差し伸べられるのを拒むような・・・そんな近くて遠い感じがするから。

ナマさんにいただいたTシャツのおかげで、久しぶりにこの3冊を読み返す時間を持つことができました。

余談ですが、2010年のの麻布十番祭りのイラストは 女の子+金魚でした。宇野さんの描く金魚もまた、たまらなく好き。
この団扇は宝物です。 レモン糖度 85

宇野亜喜良


評価:
今江 祥智
旬報社
---
(2002-05)
コメント:ちょっとドキッとする作品かも。タイトルや装画とのギャップを楽しめる方へ。

SNOOPYと友紀ちゃん

  • 2012.02.10 Friday
  • 11:41
SNOOPYファンのための雑誌「SNOOPY」。
とある古本屋さんで、10年以上前に購入しました。シンプルなデザインで、お洒落。

SNOOPY


目次のページの幅も、なんか斬新。

SNOOPY2  SNOOPY3

そうなのです、私はSNOOPYを好きな友紀ちゃんが好きなのです!!!ページをめくって友紀ちゃんを見つけたときの、
胸の鼓動は今も思い出せるほど。
アルバム5」よりも先にこの「SNOOPY」と出会ったので、「アルバム5」を見たときは、納得。
ほんとうにスヌーピーがすきなんですね!    スヌーピーの白黒に混ざって、パンダがいますけど?

SNOOPY4  SNOOPY6

私の演技が多分にマンガ的(スミマセン)なのもスヌーピーのせいかな?

スヌーピーの着ている服や帽子は友紀ちゃんのママが作ってくれるそう。
セーター、シャツの方はファミリア(子ども専門店)の1歳用だとか。

アイドル&アイドル 見開き1ページなので、ページから外してポスターにできちゃう。ギターもスヌーピーカラーで☆

SNOOPY5

この雑誌、SNOOPYだけではなく、情報が盛りだくさん。おまけページも楽しい。
画像左は、このページを使ってラジオにリクエストをすると、目立ってリクエストが通りやすい!という代物。
勝率80%の衝撃のリクエストカード
他のページでも、お勧めのラジオ番組が紹介してあったり、スヌーピーとジャズの関係もあるし?音楽情報が豊富。
画像右は、モップス

SNOOPY7  SNOOPY8

最新アイテムの紹介も音楽にまつわるものが・・・「ジャケロ」気になる。。犬の切手コレクションがあったり。。

SNOOPY9  SNOOPY10

こちらは、1971年12月号。「フォトレポート 友紀の一日


SNOOPY12  SNOOPY13

ヨグール」の広告ページでした。

SNOOPY14  SNOOPY15

「しし座でェ〜す。芳紀18歳なの!・・」ってあるけれど、誤植???手書きなのに。

SNOOPY13

作って歌う人気歌手!ミッシェル・ポルナレフ」。

バッジをつけよう」 “今、世界じゅうのヤングが必ずつけているのがバッヂ。”
『必ず』とつけてしまうところが、強気で時代を感じさせるな。

SNOOPY16  SNOOPY17

マッシュルーム・レコード誕生」 “これからは、『カッコイイ』っていわず『マッシュ』がはやるんだってサ!”

SNOOPY18

スヌーピーファンからの投書コーナー。

SNOOPY19

東京都 大場久美子(13)って!!同姓同名?それとも、ファンが名乗っているペンネーム?・・・調べたところ、
クーミンは1960年生まれで、この雑誌が1971年発行なので、もしご本人なら11歳、やっぱりちがうかな?
(ちなみにクーミンは1970年から児童タレントとして活動しているみたい)

SNOOPY20

敬愛する岸田衿子さんの「スヌーピー讃」。谷川俊太郎さん訳のスヌーピー漫画も掲載されているので、その関係もあって、
この頃は谷川さんの奥様であった衿子さんも参加しているのかな。

それから、マーク・レスターこれは、1972年1月号。
友紀ちゃんは載ってないけれど、このマーク・レスターの横顔とペパーミントグリーンのシャツにノックアウトされて購入。

SNOOPY22  SNOOPY21

他にも、好きなテイストのカラーページ三谷茉沙夫さんの詩。valentineの広告。

SNOOPY14  SNOOPY15

SNOOPYの漫画のページももちろんあって、他には「SNOOPY街を行く」シリーズ。
表4は「ファミリア」の広告。広告多め(でも楽しいページ)なので、190円という破格を実現できたのかしら?

SNOOPY23  SNOOPY11


友紀ちゃんをさがせ!

レモン糖度 90

SNOOPY 発行ツル・コミック社 定価190円 (毎月一回一日発行)

昭和46年11月1日発行 第1巻第2号
昭和46年12月1日発行 第1巻第3号<クリスマス特集号>
昭和47年  1月1日発行 第2巻第1号(通巻第4号)

P.S.他の号も売っていましたが、この3冊にしました。数年後同じお店でプラス900円で売られていたことをご報告しておきます。ちなみに友人は同じ店で私よりも先に私の半額で購入していたそう。ネット情報普及で値段が均一化されて、残念です。

美しい本 〜畦地梅太郎装画・扉絵〜 〜室生犀星 詩〜

  • 2012.02.01 Wednesday
  • 13:39

ほるぷ出版から「日本の詩」シリーズとして、さまざまな作家と画家をコラボレーションさせた
すばらしい本が出版されています。現在は取り扱いがないようなので、古本で探すしかないみたい。

中でも、大好きな室生犀星氏と大好きな畦地梅太郎氏が一冊で堪能できるという、夢のような一冊がこちら。
安宅夏夫編集、昭和50年初版。

畦地     畦地5

古本として数百円で購入したのですが、状態が良すぎて、読み進めるのにもなんだか緊張してしまいます。
それくらい、美しい本だと私は思うのです。

函から出すと、畦地梅太郎さんのカラーの表紙。

畦地3    畦地2

そして、中の扉絵もカラーというとっても贅沢な本。

畦地4

この扉絵も10ページあり、すべてカラー。これは、もし安く手に入ったら本を解体して部屋に飾りたい・・・という
いけない妄想にかられてしまいます。

それにしても、犀星さんの詩はおもしろい。。どれかひとつを選ぶことができないのですが、
私の敬愛する宮城まり子さんのお気に入りの詩は「室生犀星氏」。

みやこのはてはかぎりなれど
わがゆくみちはいんいんたり
やつれてひたひあをかれど
われはかの室生犀星なり・・・

この詩の中の「室生犀星」の部分を「宮城まり子」にかえて、ねむの木学園の大変さに負けそうになったときに、
自分に言い聞かすのだ、と語っているのを度々耳にしたことがあります。

室生犀星さんの作品の中で私の一番のお気に入りは「蜜のあはれ」であって、
まだまだ犀星さんの作品はほんの少ししか読めていません。それでも、好き、と言ってしまいたい。

まり子さんも「蜜のあはれ」の金魚を自分がやりたいとおっしゃっています。
加賀まりこさんが金魚役をしたラジオドラマは聴いたことがあり、小悪魔で、コケティッシュで、ぴったりでした!
どちらの「マリコ」さんがなさっても、合うんじゃないかなあと思います。

話がそれてしまいました・・・

「日本の詩」シリーズの中から、お気に入りの作家とお気に入りの画家の組み合わせを見つけてみるのも楽しいかも。
ちなみに私は立原道造さんも所有しています。


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畦地梅太郎さんの作品を堪能するには・・・

畦地梅太郎さんの娘さんが畦地梅太郎さんのアトリエを改築した展示スペース→あとりえ・う
グッズも豊富に購入できます!

ネットでも買えます→

三鷹のお店でも取り扱いがあるらしいです→Hiker's Depot

畦地梅太郎記念美術館

畦地梅太郎さんの絵は、お茶の水にある「穂高」という喫茶店でも見ることができ、
そちらでは串田孫一さんのマッチもいただけます。

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山ガールではないけれど、山にまつわる本の、挿絵が好き!(注:この本は山にまつわりません)

レモン糖度 室生犀星 日本の詩 ほるぷ出版 100



評価:
価格: ¥ 300
ショップ: 畦地梅太郎グッズなら ネットギャラリー遊覧堂
コメント:この絵のレプリカを飾っています。ポストカードも好き。バッジも欲しいなあ。

めくるめくおかんアートの世界

  • 2011.11.18 Friday
  • 16:27
JUGEMテーマ:オススメの本
 
注文をしてから届くまでの間、これほどまで楽しみにしていた本はあっただろうか?

月曜日に注文して金曜日に届いたという超スピード到着ながら、首をながーくして、待っていました。

表紙にまず、やられ(笑)、
おかんアートの巨匠 香坂さんも大絶賛!の、一見、帯風に見える部分に書かれたコピーも笑わせてくれます。
誰なの、香坂さんて(笑)!

おかんアート

こちら側も表紙でこちらは縦書き。真ん中に編集後記がくるしくみ。

おかんアート2

表紙をめくると目次ページとの間に包装紙のような薄紙が。レトロなデザインで、この本を装丁した人のことも気になります。

それで、最後のページ(最初のページともいう)を見てみると
「この書籍は、阪神・淡路大震災復興基金の まちのにぎわいづくり一括助成事業 補助金により作成しました」とあります。
この本はとてもセンス良く仕上がっていて、全国で売れちゃうだろうなあ♪仕上がり。
ナイスなお金の使い方をしているなあと感心してしまいました。やっぱり、地元の人が地元のいいところを発見して紹介している冊子って、好きだなあ。

さてさて、最初のページには「おかんアートの定義」が。

1、基本的に、非常に役にたつとは言い切れないが勢いはある。
2、いらないものの再利用(眠った子を起こす)
3、飾る場所に困る。飾る時はビニールに入れたままにしたりする。
4、・・・・

と10まであって、笑わせてくれます。まさに!な、ことが書いてあるので(笑)

実は、私、本当にこういう本を待っていたのです。

福祉のお店やバザーなんかで扱っている商品を眺めるのが好きで、気に入ると実際購入したりします。→
商店街を歩いているとショーウインドーに飾ってある誰かが折込チラシを使用して作ったスワンだとか、喫茶店の片隅で埃をかぶっている誰かの手作りのぬいぐるみなんかを見かけては、いいなあ、ほしいなあ、でも売ってないしなあ。
こういうのって、ゆるキャラっていうくくりでもないしなあ。と、もんもんとしていたのです。そこで、この「おかんアート」というネーミングを見たときに、胸につかえていたもやもやがすーっと晴れたような気がしたのです!

さらには、「おかんアートとその分類」までしてあり、各ページに「おかんアート」の作品と作者の写真、そして、系統名まで明記してあるのです!!まるで、「こけし」みたいです(笑)。

そしてそして「おかんアート」は手芸作品の総称で、「おとんアート」は工芸作品の総称だそう!
そして注意書きのように、こうつけくわえられています。
ここに紹介した以外にも傑作が多く、またブームにとても影響を受けやすいアートでもあるため、2010年以前に流行したものもたくさん存在します。LUXの石鹸をリボンで巻いた置物(1980年代に流行)・・・などは、「おかんアート」の世界では“アンティーク”の部類に入り、現存するものに出会うことも難しくなってきています。」とのこと(笑)。
もう、この本を作った方に頭が下がります(笑)。

作品もさることながら、紹介のされ方が面白くて、心から「フフッ」って笑わせてくれます。

フリーハンドで描かれた型紙(笑)!サービス精神旺盛ですね。

おかんアート3

かわいい子がいっぱいで、全部載せたいのを我慢。

おかんアート6

あんまり本の中の写真や本文をここに書いてしまうのは、おそらく本を作ったひとたちにご迷惑がかかるので、少しだけにしますね。

「おかんアート」の紹介だけにとどまらず、「おかんアート」が見られる場所の地図もついていたり、対談だったり、「おかんアート」を始めたい人のための案内だったりが、オールカラーで楽しめます。


注文のメールをした際に、「愛知からの注文は初めてです」という光栄なお言葉をいただきました。
さらには、届いた本にお手紙が挟まっていて、「神戸にこられることがありましたら、お勧めな場所をお知らせしますのでご連絡くださいませ」とあたたかいメッセージも。

やはり、こういう気持ちがある方たちだからこそできた本なんじゃないかなあと思います。

最後に、私は「無から作る系」と「転用系」おかんアートに惹かれる傾向がわかりました(笑)

今年もあと2ヶ月で幕を閉じますが、個人的にいろいろありすぎた今年を笑顔で終わらせることができそうな一冊と出会えてしあわせです。ありがとうー。

注文先→下町レトロに首っ丈の会



レモン糖度 100!

この子が欲しい

おかんアート4

一緒に買った「下町レトロ」地図を持って、神戸に散策にでかけたい!!!

おかんアート5

HAPPY 機。咤裡腺丕咤硲錬 DIARY:Tokyo 1968-1970

  • 2011.07.07 Thursday
  • 09:28
JUGEMテーマ:好きな写真家、写真集

以前レコード屋さんで見つけた写真集
「HAPPY 機。咤裡腺丕咤硲錬 DIARY:Tokyo 1968-1970」 MIKE NOGAMI

はっぴいえんど写真集

この時代の空気に浸りたくて、購入。BGMはもちろん「はっぴいえんど」で。

たくさんのかっこいい男子・女子が写っている中で、一際目をひいたのが、一番左の彼。

はっぴいえんど写真集2

この人。この、インテリジェンスな雰囲気漂う、神経質そうな、長身でスラッとした美青年に心奪われました。
若い頃の景山民夫とのこと!
小沢健二好きは好きなルックスではないでしょうか?これはおのぼりさんの「東京ぼん太」風コスプレをしているのだそう。。

はっぴいえんど写真集2

こういうメークと服を着て、街を歩いてみたい。。タバコは吸うなら私もハイライト(和田誠デザイン!)。
私はマッチを擦ることしかできないけど、こういうファッションにはタバコが似合う。

スーザン矢口(あの立木義浩「イヴたち」のモデルさんの一人!!)さん、美しい。

はっぴいえんど写真集4

そうそうたるメンバー(細野晴臣・松本隆・鈴木茂・大瀧詠一・小坂忠・ルイズルイス加部・パンタ・・・)の当時の写真もさることながら、巻末の細野さんと野上さんの当時の思い出話対談、そして、野上さんによる写真の解説を読みながら写真を見るとおもしろい!

野上さんのご実家が関口で、ご実家でパーティを開いた話なんかを読むと、私は今関口の病院に通っているので、
そこを歩くときも、「ああこの辺りであんなことがあったんだなあ」とか、街を歩くときの楽しみがまた増える感じ。

今は閉店してしまってないお店“「マリーズ・プレイス」っていう絨毯バー”だとか、“「The Other」っていうダンス・スポット”というフレーズが出てくると、ああ、私も行ってみたかった!(相当オシャレなヒトたちばかりだろうから小心者の私はその時代に生きていても行けなかっただろうけど)なんて夢を見てみたり。

「エイプリルフール(はっぴいえんどの前に細野さんと松本隆さんらがやっていたバンドとして有名ですね)」、「ヴァレンタインブルー」「フローラル」「バーンズ」「モダン・フォーク・フェローズ」「ムーヴァーズ」「ブッダズ・ナルシスト(高橋幸宏さんの高校時代のバンドだそう)」というバンド名のセンスもすごいなあと感心するばかり。

米軍基地に遊びに行っていた話や、当時の米軍基地の雰囲気にあこがれて、ドライブのついでに福生へ寄ってみたこともありました(もちろん当時の雰囲気は皆無)。本牧の基地も見てみたかったな。。。

そんなこんなで、この一冊で見たことのない憧れの時代へタイムスリップできてしまうのです!

「音楽がただ好きなだけだったぼくが、いつの間にか60年代末から1970年代初頭の日本語によるニュー・ロックの現場の雰囲気を、多少なりとも記録できたことは、とても幸せだと思っている」/野上眞宏談にもあるように、まさに“ニュー・ロックの夜明け”も堪能できる1冊。

レモン糖度 88





評価:
野上 眞宏
ブルースインターアクションズ
¥ 2,940
(2002-12)
コメント:はっぴいえんど好きやこの時代の空気を感じたいヒトにはマストな一冊。安いと思う。詳しくは本文参照。

評価:
野上 眞宏
ブルースインターアクションズ
¥ 2,940
(2002-12)
コメント:欲しいほしいと思いながら、まだ購入していないという。。。こちらもあわせて購入するべし。

評価:
野上 眞宏
ブルースインターアクションズ
¥ 6,300
(2002-12)
コメント:てっとりばやくこのボックスセットを買えばよかったのだけど、、なにせ古本で買ったのでね。。

読書リレー

  • 2011.06.26 Sunday
  • 12:18
JUGEMテーマ:オススメの本

過去の記憶をたどりつつ

ひょんな出会いから河田はな絵さんの「花屋になりたくない花屋です」を読み(11年前)、吉祥寺にある「4ひきのねこ」という花屋に憧れをもっていました。

それで、「4ひきのねこ」で花を買ってみたいと思いながらも、東京に住んでいない私は、お店をのぞくことしかできないでいました。
しかし、8年くらいまえかな?テキスタイルデザイナーの友人が「にじ画廊」で個展を開いて、私も素人作家として?友人の布を使って作ったつたない作品を片隅に並べていただく機会があって、その中に花瓶があったので、「4ひきのねこ」へ花を買いにいくことができたのでした。

今は縁あって、吉祥寺に住んでいますが、いろいろと事情があってなかなか買いにはいけないんですけれど。。。

その、河田はな絵さんというのが、寺山修司の天井桟敷で舞台衣装を担当されていたそうで、今「4ひきのねこ」の店主で、はな絵さんのご主人である河田さんも天井桟敷で舞台美術を担当されていたとか。

寺山修司の作品は10代の頃、「田園に死す」を見てから、恐ろしくて苦手意識を持ってしまっていましたが、気になる存在ではあって、それから名古屋のシネマテークで寺山修司特集なんかがあると、いそいそと足を運んで、結局いくつか作品を見ていました。

寺山修司ではなくて、天井桟敷にいた人々に興味が向いたきっかけをくれたのが河田はな絵さんの本でもありました。


そんな伏線がありつつ2007年頃だったと思う、面白いように読書がリンクしたことがありました。

15歳の天井桟敷/高橋咲
 


鈴木いつみコレクション いつだってティータイム/鈴木いづみ


本牧ドール/高橋咲


素敵なあいつ/高橋咲


ゴールデンカップスのすべて/和久井光司


天使はブルースを歌う/山崎洋子



その頃私は、岸部一徳ファンの流れで、ザ・タイガースにはまり、いつのまにかジュリーに夢中で、ザ・ゴールデンカップスにもハマっていました。

友人に勧められた本「15歳の天井桟敷」が、赤裸々に天井桟敷での生活が書かれていてすごく面白くて、もっともっとこの世界を知りたいと思いました。また、「素敵なあいつ」では高橋咲さんが安部譲二さんの愛人だった話も書かれていました。

安部譲二さんといえば、安部譲二さんをモデルにして書いたという三島由紀夫「複雑な彼」(注1) をジャケ買い(良平先生のイラストが表紙)して以前読んでいたので、ますます安部譲二という人の謎が深まりました。

次に手にしたのが鈴木いづみ/コレクション(5)いつだってティータイム。ここには、名前を変えてはあるけれど、ザ・ゴールデンカップスのルイズルイス加部さん(注2)が出てきて、「15歳の天井桟敷」でも、ちらっとルイズルイス加部さんのことが出てくるので、違う人が書いた本ではあるけれど、同じ時代の話で同じ人物が出てくると、話が広がって、本当に面白いのです!

自分とは似ても似つかぬ生活を、青春を過ごしていた女性の話。そして、この時代の空気がとても好きなので、この読書リレーが続いているときはとっても幸福な気持ちでした。

「天使はブルースを歌う」を読みながら、出勤の乗り換えで表参道駅で電車を降りると、前から競馬新聞を丸めて片手に持った内田裕也さんが現れて、電車に乗っていくところに遭遇しました。その時、ちょうど、本の中で裕也さんが出てきたときだったので、一瞬現実と本の世界もリンクしてしまい、クラクラとしてしまいました。

東京ってこういうことがあるから素敵なんだ!と思ったっけ。

今は、岸田今日子さんの流れから、吉行和子さんへとリレーしています。もともと宮城まり子さんのファンで、吉行淳之介さんも少し読んでいたので、ここでもまたリンクしそうな予感。。

(注1) (注2)




レモン糖度 100



 
評価:
ザ・ゴールデン・カップス
EMIミュージック・ジャパン
¥ 2,080
(2004-11-17)
コメント:カッコイイの一言。踊り出したくなります。。

岡田あーみんとアンテナ、もしくはクレプスキュール

  • 2011.05.28 Saturday
  • 18:26
JUGEMテーマ:最近読んだ本

先日、愛しのト☆・シャガーさま(注)に「りぼん時代の陸奥A子の描く男の子にルックスと雰囲気がにているね❤」と、
ずっと思っていたことをお伝えしたら、(たとえばこんなかんじとか↓)



以前からライブで知り合う女性にルナティック何とか団って漫画の出てくる男に似てますねって良く言われてるけど、
それもりぼんと関連しているのかな?


とお返事が返ってきて、「ルナティック雑技団」!
岡田あーみんのまだ未読のまんがだったわ!と思い、「お父さんは心配性」と「こいつら100%伝説」は所有しているものの、ルナティック雑技団は、ちらっとしか読んだことがなく、でもずっといつか読みたいなと思っていたので、ブックオフオンラインでさっそくとりよせたのでした。

それで、今日の雨と体調がまだ万全ではないことをいいことに、ひとり、アプレミディの10年前に出たクレプスキュールのコンピレーションアルバムを聴きながら、読みました。

どうやら自称学園のアイドルで、ナルシストの愛咲ルイという登場人物に似ているらしい。この右側の白い衣装の彼。




りぼんでは異彩を放っていた岡田あーみんのまんがらしい、これも、ナンセンスギャグ漫画(ラブ・コメディー)。
おもしろかった!

ライブでのトモさんにたしかに似ているかも(笑)でも、普段のトモさまはやはり陸奥A子タンの描く男の子(誰というわけではなく全体的なイメージ)だと改めて確信しました。

それで、このまんがのトーンと、クレプスキュプールのトーンが私にはすごくマッチして、とても心地よい時間だったのです。とくにアンテナの「Seaside Week End」が、私には名曲だけれど変調子(マイナーな雰囲気)な感じを受けるので、それが岡田あーみんの漫画に流れるものと一致したのかなと、、ひとり納得した一日でした。

岡田あーみんて、女子にしかウケないのかなー!?

(注)ト☆・シャガーとは、「岐阜のミック・ジャガー」の異名を持つ、ミュージシャン。名古屋や岐阜の一部ではかなりの人気です。パフォーマンスに定評あり。私は彼のライブを見ると元気が出ます。そして、とても人柄も良く、素敵なヒトです!東京なら青い部屋とかが似合いそう。

レモン糖度 岡田あーみん 88


評価:
アズテック・カメラ
ビクターエンタテインメント
¥ 2,112
(2001-11-28)
コメント:クリスマスソングも入っていますよ☆こちらにもAntena 「Seaside Week End」が入っています。

評価:
ウィム・メルテン,ジョン・ケイル,マイケル・ナイマン
ビクターエンタテインメント
¥ 2,117
(2002-01-23)
コメント:こちらにもAntena「Seaside Week End」が入っています。バージョン違い。

私の部屋 SEIKATSU NO EHON 1982 OCT.NOV.号

  • 2011.05.25 Wednesday
  • 19:38
JUGEMテーマ:最近読んだ本

岸田今日子さまのご自宅が掲載されているとのことで、注文をしてしまいました。

私の部屋

「私の独り時間 私・の・時・間」という自分の時間を愉しむ人々のお部屋を訪ねるという特集ページで、
今日子さんのお部屋が紹介されています。

私の部屋2

壁一面の本棚!獅子文六さんや向田邦子さんの本、宇野亜喜良装画の本がうっすらと見えますが、良く見えません。。。
うーん、覗いてみたい本棚!

手前のソファの背は猫のカポネ(おはなししてよかあさんのCDで飼い猫についてまゆちゃんと語っています)がつめを研いだのでしょうか?
猫を飼っているおうちの特徴でもあるひっかきあとが見えます(嬉)!

天井からは、かすみ草のドライフラワー***

「どんな人がこの部屋に入ってきても溶け込めるよう、地味な色を使った」そう☆

この見開きだけでも、満足なのに、内藤ルネさんも編集にかかわっていらっしゃったんですね!

私の部屋3

ルネさんは、ネコが大好きらしい(嬉)!アイシャドーと頬紅を忘れずに!という注意書きも。

広告も80'S!キャッチコピーが・・「コタツが黒を着こなした。」・・・!

私の部屋4

ブルーが好きなお母さんの趣味でこの女の子(!)のお部屋はこんなかっちょいー部屋になってしまいました。
サンディー・ベルのお面がツボです。

私の部屋5

しかし、専門家には、「小学校低学年までが色に出会う時期、そして小学校高学年からは自分で色を選ぶようになるといわれています。ということは・・・」と、この部屋にダメ出しをされています。

ためになりますねー。

ジューシー・フルーツの柴矢俊彦さんのお部屋も公開されていました。

 


そのほか気になったこと

西村玲子さんの「ロンロンママのこども料理教室」という本が紹介されていて気になりました。

熊井明子さんが岸田衿子さんについて書かれていたこと。

埴の丘」。

内藤ルネさんが「ダイアン・アーバスの作品集」を紹介していたこと!

などなど

レモン糖度 80

評価:
Diane Arbus
Aperture
¥ 14,984
(1996-11)
コメント:内藤ルネ先生もご推薦!可愛らしさの中の不気味さ、ダイアンの写真は深くて、一枚の写真からいろんなことを次から次へと考えさせられます(内藤ルネ談)

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コメディ。可笑しすぎる!何度も笑ってしまいました。岸田今日子の美しいこと☆

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