小倉〜門司港散策
- 2011.03.08 Tuesday
- 19:55
JUGEMテーマ:街の散策
年末に北九州の小倉と門司港へ行きました。
先日書いた「雲のうえ」をもらったのもこの旅のときです。
ここ数年で遠かった九州がすごく身近になりつつあります。
同じ日本でも、九州の街や人はどんなふうなんだろう?などと、テレビや雑誌やネットがこんなに普及しているから、そんなにどこも変わらないとはうすうす気づいているものの(笑)、全く未知の土地なので、興味津津でそんな風に思ってしまいます。
まず、小倉駅からモノレールに乗って、2駅目で降りて、ホテルへと向かう道、「旦過市場」という魅力的な入口を見つけました。
ホテルに荷物を置いて、この旦過市場を通って小倉駅に向かいます。
この子持ちイカ、気になって、買ってみたのですが、小さいイカの中にもち米が入っている、あまーい縁起のいい食べ物でした☆
2階が「OKU」というスナックのようです。かっこいい。
薔薇族(男性の同性愛者のこと?)の看板。いかがわしいところって、なんでこんなにわくわくするのでしょうか。
これが、もう駅のすぐそばですからね!この場末の雰囲気よ永遠に。
電車で門司港へむかいました。
初めて見るタイプの駅のホーム。長ーいです。そして、木の柱。寒ーい寒ーい冬が似合います。
うーん。レトロ。
駅の近くにもう素敵そうな喫茶店が(入りませんでしたが)。
この「とらや」さんはバナナのフリッターが有名だそう(バナナのたたき売りの発祥の地らしい)で、さっそく注文しました。
おいしかった!
店内も良い雰囲気。
ほかにも気になる喫茶店がありました。
こちらは、閉店している模様。それにしても、平民て。。。
気になる路地にも入ってみました。
この「放浪記」という喫茶店で「バナ茶」というものを注文したのですが、その正体は・・・
「バナナジュースと抹茶ミルクを割った飲み物」でした!
店内はレトロなものであふれかえっていました。
お休みでしたが、2階も気になりました。
また商店街散策に戻ります。
気になるようー。(入る勇気はありませんでした)
振り返ってみたら、こんな感じ↑
このあたりの、市場で、ふぐのお刺身を買い(激安!)、お店の方にお醤油をわけていただき(九州のお醤油って甘いのね!)、ホテルでカップ酒とともにいただこうーと決め、ホテルに戻りつつまだまだ散策。
駅の近くの人力車のお兄さんにいただいた地図に書いてあった「レトロな街並み」というあたりへ向かう。
すると、さっそく古い一角を見つけ、その路地を入ってみました。
!!!
このレリーフは、女性の体!?ということは、もしかして、ここは元「赤線地帯」!?
このおうちも凝った造り。
そして!
出た!タイル建築!タイル建築が赤線地帯特有の特徴というのは知っていたので、間違いないです。
大通りの一本裏に、ひっそりとたたずんでいました。
3軒の元赤線建築を堪能できてうれしかった!今は普通のお宅のようで、この後、ファミリーがこの赤いお宅のチャイムを押して、「こんばんわー」なんて呼んでました。いいな、私もこんな家の住人になりたい。
相変わらず、ぶれていて見にくいですね。。
さらに、古い家並が続きます。
さらに、適当に歩いていると、角打ちに遭遇。
感心して覗いていると、中から手まねきが。そして、このお店の歴史などを語ってくれました。
渋い!渋すぎるよ、北九州!!
そんなこんなで、すっかり北九州の虜になってしまいました。
なぜ、こういう一見淋しそうな、郷愁を誘う街にひかれてしまうのか。
レモン糖度 85
関係ないけれど、私が思う切ない映画ナンバー1と日記にちなんだ映画を選んでみました。
評価:
--- 角川エンタテインメント ¥ 3,974 (2008-08-22) コメント:文学少女の(エッセイの)カリスマ、沢村貞子さんが出ています。赤線建築に興味があったので、見たのですが、そういう欲求は満たされなかった気が。でも、赤線の雰囲気はこんなだったのかな(女のひと達の生活の大変そうなところとか)?というのは少しだけ伝わった。全然エロくないです。 |
評価:
笠原良三 東宝 ¥ 3,974 (2006-05-26) コメント:出てくる小物や衣装やインテリアがかわいい!そして、衝撃のラスト!私が見た映画の中で最もせつない映画ナンバー1に輝くのが、この「日本一の色男」。見る価値アリ!だまされたと思って見てみて! |