石が好き
- 2013.07.08 Monday
- 17:13
「石が好き」 というと男性は少しドキッとするようである。
でも私の好きな石は加工された宝石ではなくて、加工前の鉱物だったり化石だったり。
「無能の人」の愛石家のように石に風景を見て高額で石を購入したりはしないのだが、とにかく子どもの頃から
石に興味があった。
父に頼んで一緒に山へ化石掘りに出かけたこともあったり、地層や石の本を買ってもらって読んでいたこともあった。
祖父母に旅行に連れて行ってもらい買ったおみやげは、磨かれたいろんな屑石がたくさん入った詰め合わせだった
ことも。
京都に「益富地学会館」というのがあり世界中の石が展示してあると知ったのはもう10年以上も前。
京都まで旅行に行って、「益富地学会館」へ一緒に行ってくれる人を見つけるのは困難なことだと思い、
なかなか行く機会を持てないでいた。案の定一緒にいる主人は興味がないので、主人は近くの御所を散歩、
私は一人で地学舘へと入って行った。
規模は小さいけれど、私のような者には十分すぎるほど充実のラインナップだった。
あこがれの「オーケン石(目に稲妻が走った人ぢゃないよ)」を触らせていただくことができたのには感激。
石とは思えない柔らかい感触、でも確かに石の硬さも感じられて不思議だった。主人に遠慮して駆け足で展示物を見る。
薔薇の石コーナー
オーケン石
オーケン石はこんな風にできるんだって。
ハートの水晶
その他気になる石
化石
おみやげコーナーでは、引き出しを開けながら中に入っている石を見る楽しみがあり、
一目ぼれした「クリストバル石(スノーフレークオブシディアン)」を購入。お話しを伺うと、黒曜石の一種らしい。
実は石器時代に槍の先に使われていた黒曜石に子どもの頃すごくあこがれていた。いつか山で拾ってみたい・・・。
黒く光って加工しやすい柔らかさがあって・・・そんな黒曜石が、しかもまるで雪が降っているかのような模様の石が
購入できるなんて!
「オーケン石」も、展示されていた石ほど結晶が長くないのだが、それでも手元にあるのがなんだか嬉しい。
これは中学生だったか小学生だったかの時に学校の裏山の泥質の中でひょっこり顔を出していたつるつるのきれいな石。
私の宝物。
小学生の頃、同級生が帰り道に拾ってくれた水晶を含んだ石。
岐阜の博石舘にも行ってみたいし、実際に山へ水晶を探しに行ってみたい。採れない石はないといわれている国、
オーストラリアに行っていろんな石を購入してみたいな・・・これはひそかな夢でもあったりする。。。
レモン糖度 80
公益財団法人 益富地学会館
京都市上京区出水通烏丸西入中出水町394
075−441−3280