きっかけはたぶん、インスタグラムの私の何かの写真に「いいね!」をはりねずみさんが押してくれたのが最初だと思う。
それでフォローしてくれたのかな?見慣れない方だな?と思って訪問してみると、私が高校生の頃、
大のお気に入りとして使っていた猫の顔がたくさん描かれたトートバッグをアップしていらして、
懐かしさに思わず私も書き込んだのが最初のやりとりかもしれない。それで、ちょうど個展をなさる直前とかで、
ちらりと作品を見ることができた。そうしたら、とても、好きな世界観だったのだ。
なんだろう?会話なんてそんなにしていないのに、お互いの好きなものがリンクしているのをお互いに(?)
感じ取ったようなそんな感覚で、知り合って1週間も経ってないくらいなのにDMを送っていただけることに。
近くだったら絶対に個展を見に行きたいと思っていたし、DMの写真を見て、すごく素敵で、
欲しいなと思っていたので本当に嬉しかった。
届いてみて驚いた。まず、自然が豊かだというお庭で摘んだであろう紅葉した葉っぱ、山葡萄の葉っぱが
お手紙と一緒に入っていた。実はお洒落だなと私がひそかに思っている人の大半がお手紙に木の実や落葉、
押し花などを入れて送ってくれるのだ。もちろん毎回ではないけれど、何かの折に。
だから私も真似をして時々送ったりしているんだけど。
「冷たい花と枯れた植物」・・・タイトルも素晴らしい。
そして、京都にお住まいとのことで「ソワレ」のカードを2枚も送ってくださった。1枚には「10月」と書いてある。
ということは、毎月違うカードを配っているのかな?もう何年もソワレには行ってないので、
次に京都に行く機会があれば、ソワレには必ず寄りたいと思う。
一番驚いたのは、なんと、レモンを針金で作って送ってくださったこと!「Sugar」と文字が入ってる!!!
そして、飾れるような工夫まで!種だってある!
これには感激してしまい、
はりねずみさんのサイト→
☆を覗いてみた。
すると・・・想像以上に惹き付けられる世界が広がっていて、ドキドキしながら掲載されている全作品を見てしまった。
釘がぶら下がっている「neilart」という作品を見た時に、すごく、カッコいいと思ったし、
「junkな自転車」はなんとなく愛嬌があって、もし喫茶店をしていたらお店に飾ってみたいと感じた。
紙を使用した「雨傘」が醸し出す雰囲気も素敵だったし、「女の子」のシリーズが特に詩的であり内省的で
はりねずみさんの作品世界にグッと引き込まれた。「薔薇の鎖」「雨のち私」「愛しい気持ち」「ちいさないのち」
そして、「キヲクノカケラ」・・・
家を自分の好きなものだけでうめることが許されたら、飾ってみたいし、もし自分のお店を持てたら、
さりげなく飾ってみたい。
これからも、はりねずみさんの作品には注目して行きたいな。
***個展情報***
「冷たい花と枯れた植物」
2012 11/7(水)〜18(日) 12時〜20時 月・火休、最終日18時まで