喫茶ゆき <閉店>
- 2013.07.29 Monday
- 20:50
2年前に一宮の喫茶店へ通っていた時期がある。とにかく喫茶店の数が多いので、全部行き尽くしてから
アップしようと思っていたら、2年も経ってしまっていた・・・当然行き尽くすなんて無理で、いまだに見つけたものの
今度行こう・・と思っているお店がまだまだある。でも、諸事情により、今から数年は喫茶店巡りができなくなるので、
もう観念してアップしようと思う。
地図上で「喫茶ゆき」という名前を見つけてしまったら、わりとどんな喫茶店でも足を運んでしまう。
「ゆき」と書かれたマッチが欲しいためである。この日も、一番気になった喫茶店があいにくのお休みで、
その近くに「喫茶ゆき」 があったので、迷わず寄ったのだ。
駅から続く商店街の、駅を背にして左手にあるのだが、いくつかの店舗が連なっていて、広い駐車場がある
ゆったりとした店構えの喫茶店で、ほとんど人が歩いていない商店街だったことも手伝って、
子どもの頃に感じたのんびりとした時間の流れを思い出していた。おばあちゃん家の近所にいるみたいな感覚。。
そんなのんびりとした場所に、サイケデリックな床、カウンター上のストライプ模様と照明、絶妙にカーブするカウンター、
そしてオリジナルデザインの椅子を見た瞬間、素敵な違和感を覚えた。
うれしい、また私を想像を超えた世界に連れて行ってくれる喫茶店に出会ってしまった!
昔は2部制で、夜はスナックだったそう。とにかく賑わって人手が足らないくらいだったとか。当時からお洒落と評判の店内。
椅子は思わず座りたくなるデザイン。実際に座ってみると、すっぽりと体を覆われてとっても落ち着く。
この椅子に座りに行くためにまた訪れたいなと思ったほど。
この辺りの喫茶店では、カラフルなあられがついてくるのかな?こちらで2軒目。
昭和45年創業。ママさんで2代目。以前は金色のマッチを出していたが、ママさんの好みで紫色に変更したそう。
お店を愛しているママさんの気持ちが伝わって、とっても居心地が良かった。
全国の「喫茶ゆき」に行ってみたいな。
レモン糖度 97