額装したいほど美しい包装紙
- 2016.09.26 Monday
- 10:19
きっかけは妹からもらったお土産。
「お姉ちゃんてこういうの好きなんでしょ?私には全然わからないけど」
と手渡された包装紙のデザインに、素敵みやげの予感がした。袋の中から出てきたのは貝プードル(貝細工の犬)!
貝でできた愛らしいお土産をぽつりぽつりと集めているけど、そんな中でもダントツにかわいいプードルだった。
貝プードルのかわいさもさることながら、その包まれた包装紙のデザインも最高。
これはこのお店のラインナップが気になるな・・ぜひ行ってみたい!と思ったところ、運よくそちらの方へ行く用事ができた。
向かったのは三重県は伊勢志摩国立公園大王岬灯台前。
「海女専用駐車場」の看板を見つけ、本物の海女さんがいらっしゃるんだ!とちょっとときめく。
近くを歩く女性がみんな海女さんに見えてきた。
駐車場の目の前にある伊光真珠店の店構えが素敵。
友人への誕生日プレゼントを購入すると、入れてくれた袋のデザインがいい。
そこで、お小遣いが限られている私はなんとか一番少ない金額で袋に入れてもらうことができないか、店内を眺めた。
するとショーケースに並んだ小粒な貝を見つけ、ひとつ数百円と手に取りやすい価格。
貝好きで包装紙好きの友人の分も含めていくつか買い物をした。
背面の薄墨色のドットはパールを連想させるし、アコヤガイとともにデザインされたIKOマークもグッとくる。
お目当てのお店「東洋一」へ向かう道中は細い坂道。くねくねと急な坂道には乾物屋さんや真珠店がいくつか並ぶ。
全盛期を過ぎたどこか寂しげな雰囲気が私にはたまらない。猫たちが遊びまわっているのも一層愛おしい。
わらじ祭りとだいだらぼっちの看板を過ぎると、東洋一のショーケースが見えてきた。
思わず駆け寄って眺める。そこに並ぶお土産の中で貝プードルが一番かわいかった。
50年前に先代が作ったという東洋一オリジナルしおりをおまけにつけていただいてうれしい。
東洋一の看板がまたたまらなく好みだった。
包装紙の全貌。東洋一の住所などが書かれたところがアコヤガイというところと配色が好み。
大王岬のお土産物屋さんエリアはこぢんまりとしていて、あっという間に1周できてしまった。
どの真珠店も天井や照明など、すごく素敵で、一軒一軒の魅力を紹介した冊子を作ってみたいと思ったほど。
そしてこの日は運よく「わらじ祭り」の日。1年に一度のお祭りに遭遇するなんてなんだかついてる。
せっかくなので賢島駅周辺にも足をのばした。そこで、思いがけず素敵な包装紙と出会ったのだ。
それは、「レトロ」「エレガント」「ノスタルジー」私の好きなツボがぎゅっと詰まったデザインだった。
この包装紙をいただくために、またお小遣いと相談しながら、より買ってうれしいモノをと悩んだ。
谷口真珠店は貝を購入すると箱に入れてくださるとのことでこちらでもまた貝を買い求めた。
額装したいほど素敵。
パールがかって光沢のあるゴールドとシルバー。リアルなようで漫画チックなアコヤガイと水玉(真珠)。
甘さを感じないのに乙女心をわしづかみにされるのはなぜだろう。
真珠製品の包装紙って素敵なものが多いんだな。今回の旅でアコヤガイの存在が私の中でさらに大きくなった。
足元にもアコヤガイと真珠。
すっかり海辺の観光地土産と包装紙に魅了された私は、思い付きで夫婦岩(二見浦)にも寄ってみた。
気になるお店が3軒並んでいたのだが、1軒は営業時間外で残念だった。そんな中、百木物産(包装紙は百々木物産表記)の包装紙も良かった。
ところで、肝心の購入したものは次回に綴りたい。
レモン糖度 90
それにしても、レモン糖さんの素敵なものを見つける才能には敬服します・・・ほんとうにすごい
ありがとうございます。伊勢志摩またすぐにでも行きたいくらいです!
ありがとうございます。うれしいです。続けたいのですが、家庭の事情やパソコンの事情でなかなかアップできず、もどかしい日々です。