いただいたマッチ

  • 2012.12.31 Monday
  • 17:00
マッチのいただきものがたまってきました☆今年いただいてまだアップできていなかったものたちをご紹介☆ 
たぶん、全部をアップできていないと思うのですが・・・

ナナエさんからいただいたマッチ。ポピーの花に集うミツバチや蝶をイメージしてラッピングしてくださいました! 
チェルシーの期間限定の箱もとっても素敵!

ポピー  悦郎さん

うらくみさん、縁側さん、てまねき羊さん、batacoさん、濱マツコさん、一ツ木香織さん、b.b.、ペパロンさん
うちの主人その他にもいただきました!そんなみなさんに以下いただいたマッチ。どれを誰からいただいたかは
私は覚えているけれど、ここには書きません。いただいたら必ず同じだけお返しする精神なので、
おそらくおてもとにはなんらかのマッチもしくは何かが届いていると思います。

マッチ


マッチ


マッチ

マッチ

デザインの良いマッチをいただけると、生きててよかったな・・・なんてまじめに思います。

みんなのおかげで、今年1年で今までの倍のスピードでマッチが集まったかもしれません。
私はマッチ箱の中にマッチが入ってカサカサ言う状態を愛していて、開いていたり、マッチだけを捨てて
箱だけを集める気持ちになれなくて。危険かもしれないけれど・・・きちんと分類できていないけれど、
土地ごとにしようか、どうしようか目下頭を悩ませ中です。。

そうそう、マッチだけ欲しくてお店に電話してマッチを取り寄せるのは控えてくださったら嬉しいです。
やはり、お店に1度でも足を運ばないと!


レモン糖度 100


2012年もありがとうございました。2013年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまが良い年を迎えられますように。

喫茶ポンと喫茶コケコッコ

  • 2012.12.28 Friday
  • 12:39
浜松にある「喫茶ポン」が12月28日に閉店すると友人のマツコさんに教えていただいた。奇しくも、私のリクエストにより、
ポンの燐寸をもらいに行ってくださったときにそう言われたようだった。
ポンのマッチは、私が出会ったマッチの中でダントツ1位のデザイン。オリジナリティがあり、店名の「ポン」を良く表してある。
店主曰く、静岡大生だったお客さんがデザインをしてくれたそう。そして、そのマッチをそのまま看板にしたそうだ。
つまり、看板よりも先にマッチがあったというワケ。こういうケースも珍しいのではないだろうか?

pon

実は「ポン」にはこの日で3回訪れているのだが、運悪くお休みの日ばかりで、3回目にしてようやく入店できた(1回目→)。
外観だけでも、マッチだけでも満足できそうなそんな素敵な喫茶店だが、内装もとても良かった。木の模様の壁紙、
ストライプの椅子、生き生きとした窓辺の緑…。そしてママさんのお人柄。
思い出の品として、マッチとポンの外観を描いた絵の写真とハガキをいただいた。
写真は複数いただいたので友人にも送りたいと思っている。

53年半の歴史を今日で閉じるわけだが、跡を継ぐ人はいないそうだ。とても残念だが、
53年半もの間お店を続けてこられたママさんを尊敬するし、心からお疲れ様とお伝えしたい。


ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン

ポン


レモン糖度 96
 



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茶房 すいもん<閉店>

  • 2012.12.17 Monday
  • 11:58
マツコさんやかっつんと岐阜散策をしているときに見つけた「茶房 すいもん」。見つけた時はお休みで、
でも外観がとっても気になっていたので、次回絶対行こう!と心に決めていた。





外観のディティールからかわいく、写真を撮りたくてしかたがない。

すいもん

入店してみると、タイルの壁には甲冑が!赤い照明も素敵・・・

すいもん

しかもウインドーシールや照明やクリーム色のアイアンのパーテーションもかわいい!
店内をぐるりと見渡すと、お揃いのデザインのカウンターやマガジンラック付きの仕切り、天井、壁紙、
甲冑の前の柱、ナンバー付きのテーブル、デザインされたすりガラスのはめられた仕切り、飾られている絵、
ママさんの生けた花、など、興奮ポイントがちりばめられていた。

それで写真に収めるのに夢中になってしまった・・・

すいもん

すいもん

すいもん

すいもん

すいもん

すいもん

すいもん

白い壁にうっすら「茶」の文字が、これについては尋ねるのを忘れてしまった。

すいもん

すいもん



すいもん

すいもん

すいもん

すいもん

すいもん

すいもん

マツコさんの注文したアイスにはカラフルなスプレーチョコ☆

すいもん

この磨りガラスの仕切りは、ガラス部分が取り外し可能だそう。こちらも店主のオーダーによるもの。

すいもん

すいもん

すいもん

すいもん

すいもん

名前の由来は、当時「もん」とつけるのが喫茶店の名前で流行ったらしく、
水商売だから「水」をつけて「すいもん」としたそうだ。

かつては、マッチもこだわっていたらしい。。今はないそうで、とても残念。

昔働いていた女の子は今は校長先生になっているそう。歴史を感じるなあ。


すいもん

「茶房 すいもん」は岐阜市の喫茶店の中で一番好みかもしれない。

レモン糖度 90

2014年11月15日閉店

7時〜18時 日休
岐阜市本郷町2−24


 
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ハンコのプレゼント☆

  • 2012.12.15 Saturday
  • 17:47
ちょっとびっくりなイタダキモノ☆

ガチャガチャのこけしストラップを集めている際に、どうしても手に入らないこけしがあった。
Twitterで私のダブりと交換しませんか?と呟いたところ、ちょうど欲しいものが一致した方と交換していただくことに。
そうしたら!なんとその方から、その方がデザインしたという「レモン糖」のネーム印が一緒に送られて来たのです!!

驚き!それが可愛くてうれしい☆☆☆

ハンコ

背景が水玉♪書体もレトロっぽい♪そしてレモンのイラスト

自分で取り急ぎ作ったハンコはこちら↓消しゴムハンコでなんとかレモンを象って押している。。
ハンコ


今では、いただいたネーム印をポンポンと押すのが楽しみ!ありがとうございました!


こんな素敵な贈り物をしてくださった方はこの方・・・THE DROPSのモコリンさん☆
ライブに行ってみたいなー!

ガラスの動物園

  • 2012.12.14 Friday
  • 21:27
ガラスの動物の置物というのはともすれば、とても野暮ったい?ものだったりする。
でも、売られているのを見るのは好きで、うっかり買わないように自分で心にブレーキをかけながら眺めている。

吹きガラスを習っていたことがあるので、ガラスを加工する難しさがわかる。だから、お値段が高いというのも仕方ないが、
値段と作品(商品)に折り合いがつくものが少ないと感じることが多い。子どもの頃に買ってもらったガラスの動物たちは
段ボールのどこかで眠っているけれど、最近少しずつ集まって来た動物たちを今日は。

リサイクルショップでまっくろけになって潜んでいた白い子犬。洗ったらなんてかわいいの。
(マッチを置くのをわすれてしまったが、1センチくらいの大きさ)

ガラス

レモン糖度 85


こちらはアンティークショップで出合った猫たち。黒猫の足の長さに惹かれて購入したのだが、
しっぽが折れていることに気づいたのは家に帰ってから。だからこれだけ安かったのか・・・
(安いとはいえちょっと迷った値段だったのでほんのちょっぴり後悔)

ガラス

レモン糖度 80

私が持っているガラスの動物の中で一番小さい猫。小さい、というだけで愛おしい。

ガラス

レモン糖度83

金魚を狙う猫。金魚鉢と猫の大きさの比率がおかしいじゃないか!という声が聞こえてきそうだが、
このいびつな顔をした猫が金魚鉢にバランスを保ってひっかかる、という仕組みに惹かれて購入。
これで500円は安い!と感じてしまった。

ガラス

レモン糖度 84


こちらは、ガラスの小物を扱うお店で購入。購入の決め手は玉子。

ガラス

レモン糖度 80


ひょうきんな顔をしたおたまじゃくし!おたまじゃくしの唇ってこんなタラコだよねたぶん・・・
そんな気にさせてくれるほどしっくりきてる。明治村で購入。

ガラス

レモン糖度 81




これからも、少しずつ増えていきそうな予感。

究極の紙袋

  • 2012.12.13 Thursday
  • 10:38
先日、「レモンと実験」さんにいただいた贈り物がちょっとすごかったので、ここに記録しておきたいと思う。

プレゼントの入った袋から、世界にひとつの作品となっている。鉛筆と色鉛筆で丁寧に描かれたタンポポ科?の植物。
パンチで穴を開け、カラフルな毛糸を通して袋に仕上げてある。なんて手の込んだ贅沢な袋なんだろう。

これは大阪にある「ワークセンターとよなか」という障害者支援施設所属のアーティストによるものだそう。

作品を消耗品にするなんて、世の中では使い捨てされるこんな何気ないツールに一生懸命絵を描くなんて、
どうして真似ができるだろうか。・・“昔々、山下清が弁当の包み紙のために1枚1枚絵を描いていた”という話を思い出す・・

この、「真似できない」というキーワードが心に浮かぶのが、障害を持つ方の作品に通じるところかもしれない。

これこそ、プレゼントにふさわしい袋であるし、もらった側の感動ったらない。

とよなか

とよなか

中に入っていた、プレゼントも同じ施設の作家さんによるもの。
mina perhonenに通じるようなナイーブで可憐な花が描かれている。見た瞬間に、好きだ〜と恋に落ちてしまった。
「レモンと実験」さんはどうして、ここまで私の感動するツボを御存じなのだろうか?

とよなか

とよなか

とよなか

ワークセンターとよなか

私も行ってみたいな。
・・・ということでさっそく訪ねてみたのだが、あいにくのお休みだった。
いつか他の作品たちに出合う機会があったらいいな。
 

ツる屋

  • 2012.12.12 Wednesday
  • 20:14
いつものように、車を運転しながらキョロキョロしている時に出合った。そう、「喫茶けさらんぱさらん」の帰り道。
和菓子屋?の奥に喫茶室があるのを見逃さなかった。こういうタイプの喫茶店も好きなんだよなあ。。。と後日寄ってみた。

つる屋

つる屋

入店してみるとパンと和洋菓子のお店だった。この日はパンをいくつかとバウムクーヘンを購入。

つる屋

さらに日を改めて喫茶室にも来てみた。ひょうきんな奥様が一人できりもりされている。ほんの少しのやりとりでも、
この方、楽しい方だ、ってわかる。

つる屋

つる屋

つる屋

つる屋

グラスの質感とデザインに、手にとると懐かしいような気持ちになった。

つる屋

つる屋

ソファや椅子の座面部分と色をそろえたのかな?
思いがけずデザインの良いマッチと出合い、入ってよかったー!と心から思った。
気になる包装紙は和風な鶴の絵。

学校帰りに甘いものを食べに友達と寄りたい・・そんな雰囲気のお店だった。

つる屋

パン屋や和菓子屋、ケーキ屋さんの一角を喫茶室にしてあるお店も、純喫茶同様に愛している。

レモン糖度 90

つる屋 9時〜19時 木休


 

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G線の缶と包装紙

  • 2012.12.11 Tuesday
  • 21:58
神戸のお友達、てまねき羊さんからいただいたクッキー。その包装紙がハッとするようなデザインでかっこ良かった。
お手紙によると、神戸の老舗「G線」という喫茶&洋菓子店で、包装紙は早川良雄さんなのだそうだ。
久しぶりにしびれる包装紙だったので、さっそくお店のHPを見てみると、
缶のデザインも手書き風の書体と色使いがとても好み。これは、買いに行きたいな・・・ということで、
てまねきさんにクッキーをいただいて1週間も経たないうちにお店を訪ねていた
(もちろん、ちょうど神戸に用事があったからだけど)。それにしても“洒落た”デザイン!

G線

中には4種類のサブレ。私はその中でも「バター味」がお気に入り。
なぜなら、大好きな「パリの五月」の「白鳥の湖」を食べた時に鼻に抜ける香りと同じ香りがするから。
シナモンともニッキとも違う?、でも独特の香り・・・
4種類全部、美味しい。固さも固めで好きなサブレのタイプ。

G線

箱。

G線

2012年で創業60周年ということで、箱の中には今までのお店の写真やパンフレットなどの写真をまとめた栞が入っていた。
50年代、60年代、70年代と時代に合わせて変貌する店内の様子が、ほんの少しでも見ることができるのがうれしい。
じっくりじっくりと見てしまう(HPにもいろいろと写真が紹介されてある)。

G線

震災後に改装されたようで、現在のお店の様子はとても現代風。時代の最先端をいくお店であるゆえに、
時代とともに変貌していくのは当然のことかもしれない。
HPに書かれている歴史を読むと、平成7年に震災被害で全壊した本社工場ビルを再建設し、平成9年に営業再開とある。
大変な困難を乗り越えての再開、よくぞ、再開してくださったと思う。

G線

G線

G線

G線

ババロアに惹かれつつも、コースター欲しさにオレンジジュースを注文した。早川良雄といえば、「女の顔」。。
ツルツルとした質感は包装紙からも感じられるようなクール感を出したかったのかな?・・
HPで紹介されている昔のコースターの方が私は好きだけれど。

G線

そして、こちらがお目当ての缶!好み・・・。この缶は包装紙と同様に創業当時とデザインが変わらないそうだ。
ワッフルに惹かれてCタイプを購入。

G線

お花はつけない方が私はカッコイイと思う。

G線

G線のHPの中の「G線のアートディレクター早川良雄“小さなデザインポリシー2”」が大変興味深い。
早川氏がどれだけこだわって、デザインをしたのかがわかる。中でも印象的な言葉が
「無駄が、心意気が、顧客の眼と心に、ハイ・センスなキャラクターの店として印象づける役割を果たしてきた・・」

やはり、コストがかかってもデザインに力を入れているお店に惹かれる。
今の時代それがどれほど難しいことか私にだってわかるけれど。

デザイン一覧にマッチがなかったので、1度も作らなかったようだ。願わくば、マッチ作成と、
「60年代の缶入りパイ」を復刻してほしいな。


レモン糖度 90


また神戸に行く機会があれば、是非ともG線でババロアを食べてみたいな!ワッフルの小箱も購入してみたい。
そして、こんな素敵なおみやげといつも素敵なお便りをくださるてまねき羊さんありがとう☆☆☆

マッチのかわいい喫茶店(東岡崎駅周辺編)

  • 2012.12.05 Wednesday
  • 12:29
学生の頃から好みがほとんど変わっていないんだと思う。学生のときにこの看板の写真を撮ったことをすごく覚えている。
この看板のことは覚えていたけれど、それが、この場所でしかも喫茶店だったことは、ここで再会するまで忘れていた。
ふいの再会だったので、びっくりし、そして十数年の月日を経て満を持しての初入店。

さぶりな

岡崎

さぶりな

さぶりな

「和風喫茶」とあって、内装も和風。天井には大きな扇子が。

さぶりな

ランチタイム時に伺ったのでお客さんでいっぱいだった。ふと本棚を見ると、マッチが“ご自由にどうぞ”と置いてあった。
手に取ると、わぁ!やった!あのイラストだ〜!!

さぶりな

お店の方がとても忙しそうだったので、このイラストにした理由などを尋ねることはできなかったが、
人形町の「レモン」に匹敵するくらいかわいいマッチをいただけて、大満足。
帽子と髪の毛が一体化したようなイラストがほんとかわいいな。それにしても、和風でさぶりな?
ますますお話を伺ってみたい。。。


レモン糖度 さぶりなのマッチ 96


和風喫茶さぶりな 土日休

*市内に支店もあり伺ったけれど、そちらはマッチはないそうです↓

さぶりな


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東岡崎駅の駅ビルが、なんだかすごい。

さぶりな

岡崎

さぶりな

3階ね・・・

こも

とにかく3階へ・・・

こも

特に3階が。。。
なんと3階のワンフロアに1店舗のみ、というポツネン的洋食屋さん。あんなに執拗に3階へ勧めておいて、1軒!
なんて贅沢な(?)フロア使い・・・

さぶりな

岡崎

それでも、この1軒で充分!と思わせてくれるだけの洋食店だった。外観からそそられる。「スパゲッチの店」!

こも

岡崎

岡崎

席についてまず目に入ったのが、これ、卓上占い(卓上占いは全てがリースらしいので、この二つも返却待ちだそう)。
これに出合えるだけでテンションが上がる。

こも

こも

そして、ママさんのお人柄。優しいんだ、ほんとに。マッチももうないなあとおっしゃりながらなんとか探してくださった。
そのマッチがまたかわいくて・・

こも


レモン糖度 こもの存在とマッチ 84


スパゲッチの店 オーマイキッチン こも 水休 14時くらいまで

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2階の「凡」も、書体もいいし珈琲も美味しい。マッチはないけれど。

ぼん




岡崎

それにしても、「岡ビル百貨店」いい味だしてたなあ。

岡崎

ぼん

こも

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東岡崎駅北口を左にゆけば、すぐに「和風喫茶 さぶりな」。北口を出て地下道を通って地上に出れば「グロリア」。


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あのギンギラ喫茶「丘」の支店は「麻雀」と書いてある・・・入りづらい・・・

グロリア

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南口から少し行ったところに、「北米」がある。入り口は大通り沿いだが、お店は通り沿いではないので、
ちょっとわかりにくいかもしれない。広い店内でご近所さんが思い思いの時間を過ごしている地元に愛されていそうな喫茶店。


北米

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北米よりもさらに足をのばせば、「ショパン」


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ほかにも天井が高く、中二階があったり、作り付けの棚などがかわいい「喫茶an」。


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ライブハウス喫茶「八曜舎」

岡ビル

閉店しているのが残念な「喫茶木馬」などがある。
駅周辺だけで個性豊かな喫茶店に出合える、喫茶好きには魅力的な街だと思う。


おまけ

☆うどん屋のがんこ親父が作るバターケーキ・・これは今度購入してみたい。。

岡ビル

岡ビル


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喫茶若くさ

  • 2012.12.04 Tuesday
  • 15:38

東岡崎駅南口を出て左に行くと「喫茶若くさ」がある。若草色の木枠と、白い壁、緑色のストライプの庇が爽やかな喫茶店。
大きな松林が近くにあり、近隣の家からも歴史を感じられる。

若くさ


若くさ

若くさ

お店に入ると蝶ネクタイをしたマスターが一人。
営業時間は14時までなので、営業時間中はずっとモーニングをつけているそうだ。私は朝からぜんざいを注文したのだが、
それにもモーニングがつくという・・・ちょっと食べる自信がなかったのでお断りすると、
玉子はもらってもらわないと困るとおっしゃる(笑)。それで玉子はいただくことにした。

若くさ

手入れのされた庭に自然に目がいく。
以前は奥様のお庭で、庭師さんに手入れを頼んでいたけれど、その庭師さんが遠くへ行ってしまわれたので、
今はマスターが手入れをなさっているそうだ。

若くさ

「若くさ」という名前は、奥様が奈良県出身で、故郷の「若草山」からとって名付けた。
マスターは以前小学校の先生をしていたが、定年し、これからは奥様と一緒に旅行でも行きたいなあと思っていた矢先に
奥様が亡くなり、奥様が13年営んできた喫茶店を引き継いだ。引き継いでから今年で18年。
「素敵な仕事を残してくれたなあと感謝している」としみじみとおっしゃった。

若くさ

若くさ

最初は「ありがとうございます」と言われる仕事をしていたので、「ありがとうございます」がなかなか言えなくて、
かつての生徒が「僕が今日から先生の先生だ」と毎日通って、接客を指導してくれた。
最初の3年は何をどうしたらいいのか全くわからなかったけど、奥さんが営んでいた頃のお客さんも、
「奥さんはこうしていたよ」とやり方を教えてくれたそうだ。

若くさ

やわらかくておいしいパンは春日井市の「本間パン」。このあたりの喫茶店はみんな「本間パン」を使用しているそう。
やわらかくて美味しいからマスターもお気に入りと教えてくださった。ぜんざいもおいしくて、マスターも明るくて
思いがけず、清々しくもあたたかい若草色の朝時間を過ごすことができ、私も主人も幸せな気持ちでお店を出た。

主人は、私が喫茶店めぐりが辞められない理由の一つがわかった気がする・・と言ってマスターのお話に感動していた。

若くさ

若くさ


レモン糖度 84




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