喫茶タンポポ(平針)

  • 2013.01.30 Wednesday
  • 17:26
以前から気になっていたのに、しばらく通っていなかったので忘れていた。ある日、近くを通ったので寄ってみることに。
看板だけを見ると、若い人が最近始めた喫茶店なのかな?大須にありそうな雰囲気だな、そんな印象だ。でも扉を開けると
こぢんまりとした和風の店内だった。店主は笑顔が素敵なママさん。メニュー表を見て、その値段の安さに驚く。
ほとんどが250円なのだ。こざっぱりとして、清潔感のある店内には、常連のおじさんたちが絶えずいらっしゃった。

タンポポ

タンポポ    タンポポ

タンポポ

マッチの有無を尋ねるとなんと看板と同じデザイン。どうしてこのようなデザインにしたのか、すごく聞いてみたかったけれど、
ここのところ体調が芳しくなく、お店の方とお話しする元気は持ち合わせていなかった。気になる人は訪れた際に聞いてみて。

タンポポ

タンポポ

また素敵な「喫茶タンポポ」に出会ってしまった。

レモン糖度 89


6時半〜18時半 6のつく日がお休み


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純喫茶翡翠

  • 2013.01.28 Monday
  • 19:48
これだけの規模の純喫茶はそうそうないと思う。少なくとも愛知県にはないんじゃないだろうか?
車で初めて通る道だった。京都は何度も来ているのに通る道はなんだかいつも一緒なんだなあ・・・とこの時知った。
教えてもらわなければ通らない道。

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

とにかく素晴らしい内装なので夢中でシャッターを切った。お店のそこここに置いてある無駄なものを排除して、
完璧な純喫茶へと、戻してあげたい・・そんな風に勝手ながら思ってしまう箇所もありながら、
とにかく素晴らしい喫茶店が現存していた喜びに浸っていた。

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

翡翠

ちょうど夕暮れ前に入り、夜になる頃までいたので、喫茶店の中から見る景色と、
照明が与える景色が刻々と変わるのを堪能できた。うん、この時間に来るのがベストだ。
朝よりも、夕方、日の入り前から日の入りにかけてお店のソファに沈むのがいい。

翡翠

翡翠

レモン糖度 95

平日 8時〜0時/日曜 8時〜21時 無休(12月31日休)

純喫茶翡翠HP→



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セリナ

  • 2013.01.26 Saturday
  • 13:37
例えば時間がない時、ここは入らなくてもいいかなとあきらめてしまう喫茶店は、たいてい焦げ茶色の珈琲専門店的喫茶店。
おそらく中も歴史があって素敵だろう、そして珈琲だって美味しいかもしれない、けれども、なんとなく外観だけで
お腹いっぱいになってしまい、入る優先順位が後回しになってしまうことが多い。そして逆に
入りたくなってしまうのはセリナのような喫茶店なのである。看板がすごく好み。オレンジと青と白は好きな組み合わせ。
長野オリンピックでのオランダのスピードスケート選手のユニフォームがオレンジ×紺×白で好きだったのを思い出す。
こちらも教えていただいて、営業時間が分からない中、たどり着くことが出来た。今はなき有楽町のルナだとか、
梅田のKing of kingsだとか、椅子がミッドセンチュリーだとググッとレモン糖度がアップする。

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

関西の方はどうしてこんなに親切なのだろう?話にもオチをちゃんとつけてくれるし、何気ないお話さえ面白い。
サービス精神旺盛だなあと、関西に行く度に出会う人がみな親切だから感動してしまう。
セリナに集う人たちもそうだった。ちょうどルミナリエが始まっており、全く興味がなかったのだが、
せっかくだから行くと良いと、地図を持って来てくださって、常連のお客さまも熱心に行き方を教えてくださった。
これが本当にうれしくて、見に行きたかったのだが、残念ながら予定が合わず、行くことができなかった。

セリナだけで37年、その前のお店も入れると40年近くそのままの内装だそう。
椅子の色とテーブルの上のライターの色、照明、カウンター中の作り付けの棚、天井、飾ってある写真までお洒落だった。

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

セリナ

常連さんのお気に入り、唯一黒いライター。

セリナ

ここは、本当にお洒落なお店だった。

セリナ

レモン糖度 95

 8時〜19時 日休


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珈琲艇キャビン

  • 2013.01.19 Saturday
  • 12:16
ずいぶん前にcabacoffeeさんからマッチをいただいて気になっていた喫茶店。船みたいでお店も素敵だよ、
と聞いていたのでずっと行きたかったのだ。船のような喫茶店といえば、最近では掛川の「喫茶アカシア」。
そして、子どもの頃、配達についてゆくと必ず父が帰りに連れて行ってくれた喫茶店も、
船を移設してそのまま喫茶店にしたお店だった。船に入って行くと中が喫茶店という不思議さにいつもわくわくして、
本当に小さかったから何を注文したらいいかわからなくて「紅茶セット」を1度注文してみたのだ。すると、
そこについてきた大きなクッキー(大人になって知ったのだが、あれはたしか森永の「チョイス」だった(笑))が
美味しくて、行く度に紅茶セットを注文した。そのお店は火事に遭ってしまい、今は跡形もないのが残念なのだが、
幼少期のその記憶のせいか、船をコンセプトにした喫茶店にはロマンを感じてしまうのである。



入り口横のメニューや川沿いというロケーションからして期待がつのる。

キャビン

キャビン

キャビン

地下に降りて行くところも船に入るみたいでわくわくする。扉を開けると想像以上に奇麗でカッコいい空間が広がっていた。

キャビン  キャビン

キャビン

キャビン  キャビン

キャビン

喫茶店にありがちな、せっかくの内装の魅力を半減させる余分なものが置いていない。

キャビン

キャビン
 
キャビン

キャビン

キャビン

キャビン

キャビン

船ならではの小さな窓から外を覗くと、大阪のラジオ局の近未来的な建物が見える。

キャビン

テラス席もあって、なんてロマンチックな喫茶店なのだろうと私たちはテンションが上がってしまった。

キャビン

キャビン

メニューも豊富で、主人の食べたカレーも美味しかった〜。今年で創業44年。キャビンへも絶対また行くと思う。

キャビン

レモン糖度 95

7時〜19時 日祝休


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大阪の喫茶タンポポ

  • 2013.01.14 Monday
  • 15:49
自分の暮らしている街では偶然出合う喜びを味わいたい。旅先でも偶然出合う喜びを味わいたいのは変わらない。
でも偶然素敵喫茶に出合う奇跡はそうそう起きないものである。旅人ならなおさら。

そこで頼りにしたのは、夏に一緒に関西の喫茶店巡りをしたてまねき羊さんやcabacoffeeさんら信頼できる人からの口コミ。
その口コミや前から知っているお店などをまわる予定を組み立てて、車でぐるりと関西の喫茶店巡りをすることができた。
偶然出会った喫茶店も含め合計14軒入った。その中で印象深い4軒を順番に、そして何らかのくくりで
他のお店も記していけたらいいと思う。


「タンポポ」あるいは「たんぽぽ」という名前の喫茶店があると、私も迷わず入る。名古屋でも2店舗出合い、
2店舗ともお店の扉を開いた。そのうちの一軒はわりと最近にアップしたので、読んでくださっている人は
わかると思う。京都も喫茶タンポポは看板の写真は手元に残っているけれど、閉店してしまいとても残念だ。
大阪にも素敵な喫茶タンポポがあると教えてもらい、ここを喫茶巡りのスタートとした。
どうしても行きたかったので、喫茶タンポポの近くのホテルに宿泊をし、モーニング時間に合わせたのだ。

タンポポ

タンポポ

ヒ〜!期待が募る・・・☆☆☆

タンポポ

立派なおひげをたくわえた、笑顔の優しいマスターが出迎えてくれた。内装もお店の規模も素晴らしい。
サイフォンで珈琲をいれるマスターが絵になっていたので、思わずお写真を撮らせていただいた。
マスター萌え・・・マスターコレクションカードを作りたい。。なんて素敵な笑顔なんだろう。

タンポポ

タンポポ

お客さんが撮って送ってくれたという白黒の写真。撮りたくなった気持ちも分かるし、飾りたくなるような素晴らしい写真だ。

タンポポ

ミニサイズのパーテーションを二つ並べてある。いいな、こういうの自宅にあったら可愛いだろうな。

タンポポ

タンポポ

タンポポ

タンポポ

タンポポ

タンポポ

タンポポといっても綿毛のタンポポがこの喫茶店のモチーフ。名古屋の喫茶たんぽぽはタンポポの花だった。
私は花も好きだけれど、綿毛の方がもっと好きなんだ。

タンポポ

最近もドイツ人の若い女の子がお店に来て、とっても気に入ったと話していったエピソードを教えてくださった。
わかる!白黒の写真を撮ったお客さんも、てまねき羊さんも、ドイツ人の女の子も、私たち夫婦も、
一度でこのお店を好きになってしまったんだと思う。常連さんらしきご夫人も、静かに話をしてくださったし、
「良い気」で充たされている喫茶店て、あるものだなあとこちらで過ごせた時間を幸せに感じた。

タンポポ

タンポポ

まるでマジックで描いたような絵の灰皿はイタリア製。トイレの扉のシールもかわいい♪


ゆで玉子も半熟で殻も剥きやすく(これ重要)、これには主人も感激していた。
てまねきさんからマッチをいただいていて、店名の由来が“タンポポの綿毛が飛ぶようにお店が広がっていけばいい”
ということも聞いていたので、マスターにその旨を話し、「愛知まで綿毛が飛んで来ました。」とお伝えすると、
嬉しそうに笑ってくださった。
事前にいただいた安心感からこの日の記念にマッチをもらうのをなんと忘れてしまった(!)のだけど。。

わざわざ愛知から訪ねてきて良かったと思える喫茶店だった。またきっと行くと思う。


レモン糖度 98

8時〜18時 日祝休(お盆・お正月休み)


マッチのデザインも素晴らしい。

タンポポ




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コメディ。可笑しすぎる!何度も笑ってしまいました。岸田今日子の美しいこと☆

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