中村遊郭のとってお喫茶

  • 2013.06.27 Thursday
  • 16:54
中村遊郭を一度ゆっくり歩いてみたい、そう思い続けて10年以上…ようやく一緒に歩いてくれるパートナーを見つけ、
散策することができた。その時にいくつも喫茶店に入ったけれど、とっても気に入った3軒について。

「珈琲トミタ」は看板の書体に惹かれて。この書体の燐寸があったら可愛いなと思って入店。
姉妹なのかな?品の良いママさんが二人。
そして、おそらく改装した新しい店内だったけれど、40年営業していらっしゃるという歴史を感じられた。
入口のところの観賞植物とガラスが美しくて、そこを眺めながらお茶をするのはとっても清々しい気分。

遊郭

遊郭

遊郭

トミタ

店内には同じ作家の絵が飾られていて、その絵がとてもかわいらしくて、いいなあと思った。
柱に飾られている彫刻やラケットはきっと改装前からそこにあっただろうなあという飴色をしていて、
その存在が改装前の雰囲気を感じる糸口のような気がしてなんだかほっとした。

遊郭

トミタ

トミタ

トミタ

トミタ

トミタ

背の高いオリジナルの珈琲カップ。マッチを探してくださって、使えるかどうかわからないけど、といただいたのが、
外の看板と同じデザインだったので、うれしかった。

遊郭

遊郭

遊郭

レモン糖度 80
 



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「珈琲家ロビン」は外観を見た瞬間に入りたいと思った。
入ってみて、想像以上に珈琲家たる内装にちょっとゾクゾクしてしまった。

ロビン

ロビン

ロビン

お店の奥へとのびるカウンターは絶妙なカーブがついていて、入口から見ると全てのお客さんが一望できる。

ロビン

ロビン

ロビン

ロビン

ロビン

ロビン

マスターで2代目で、57年。先代から入れると60年以上営業しているそうだ。中村遊郭が廃止されたのはいつだろう?
やはり、ちょっとお洒落な人たちは、遊郭跡や遊郭の近くで喫茶店を始めたらカッコイイという感覚があったのだろうか?
そんな気がしてしまう。。カウンター後ろに並んだ白いポット、ぽってりとしていいなあ…売りモノだったら買いたいけれど、
勇気がなくて聞けずじまいだった。今度は夕方に来てみたいな。

ロビン

ロビン

レモン糖度 86
 


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ロビンの並びにある「アロマ」も入りたくなる外観と名前だった。細いペンで無数の落書きをしたようなデザインの壁紙、
おそろいのソファーなど、素敵要素がいくつもあったが、お客さんやお店のお子さんがいらしたので、写真を撮るのを諦めた。
店主が外国の方なのかな?お店で流れていたアンパンマンのDVDは半分英語を勉強するような内容だった。
扇の中に「アロマ」と書かれたマッチ、遊郭と遠からずなデザインで可愛かったので、とってお喫茶にさせていただいた。

ロビン

ロビン

ロビン

ロビン

ロビン

4時〜16時 日休

レモン糖度 75



その他喫茶遺産


ロビン

ロビン

遊郭

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庭園喫茶 峰

  • 2013.06.25 Tuesday
  • 11:06
「庭園喫茶」と銘打った喫茶店に初めて出合ったかな?庭園のある喫茶店にはいくつも行ったことはあるけれど。
壁がちょっとかわったデザインで気に入ってしまった。そしてとっても活気ある店内。マッチもかわいくて大満足。

峰

天井の写真ばかりなのは、お客さんがいっぱいだったためでもある。とにかく、ズケズケと行くタイプではないので、
こうなってしまう。それでも、天井を見上げただけで、店内はどんな風景が広がっているのだろう?と想像できて、
こういうのもいいかもしれない。。

峰

峰

峰
 
峰

峰

峰

峰

峰

峰


店内からの庭園写真がないのは、平日のランチタイムに重なってしまい、働く男の人達の憩いの場になっていたため。
やはり庭園が見える席が人気のよう。

レモン糖度 79

土日休?



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喫茶ポッポ

  • 2013.06.21 Friday
  • 21:18
何気なく見た地図に「喫茶ポッポ」の文字、名前に惹かれて向かってみると、ガラス窓に大きな薔薇のウインドーシール。
そして全体的に赤と白とピンクでハッピーな雰囲気を感じる。

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

入店してみると、好きな70年代を彷彿とさせるポップな世界が広がっていたのでびっくりしてしまった。
この日はランチタイムで、お客さんでいっぱい。でも、どうしても内装が好みだったので後日もう一度訪ねてみた。
きちんとしたカメラでおさめたかったのだ。

ポッポ

照明、パーテーション、ひらひらのカーテン、壁のデザイン、飾られている小物、何よりBGMは壁に置かれたラジカセ!
というのも楽しい気分になった。(突き当たりの壁の黒いのがラジカセ)

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

飛鳥(おくさまは18歳!の岡崎友紀)と哲也(石立鉄男)がデートしていたらいいのにな・・・

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

ポッポ

1度誰もいない時間帯に来て、思う存分写真を撮ってみたい・・・人気店のようだから無理だろうな。
お店の方がお忙しそうだと話しかける勇気を持てない私だった。。。


レモン糖度 90



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喫茶若葉

  • 2013.06.20 Thursday
  • 16:02
外観に惹かれて中に入ると、午前中でおしまいなの ・・・と言われてしまった。それでも写真だけ撮らせていただくことに。
店内には常連さんが数人。お客さんたちも手伝って、照明などを点けてくださった。

若葉

ものすごいピンボケ写真に自分でも笑ってしまう・・・たぶん店内で一番最初に撮影したから緊張したんだと思う。

若葉

最初に目を引いたのはこの窓の形と大きさ。

若葉

そして天井から続く、アールを描いた木の壁。店内に曲線があると、不思議と落ち着く。例えば鎌倉の「門」だとか。

若葉

このアングルが一番好き。
それは窓のアールと天井から壁に続くカーブとシャンデリア、このお店のチャームポイントが三つも入っているからだと思う。

若葉

カウンターにはお客様がいらっしゃったので、写真は撮らず。



若葉

「厚生省公認喫茶」こんな看板は初めて見た。



40年以上営業しているという若葉、内装や窓の形など、とても凝っていて素敵だった。
今度はきちんと午前中に伺ってみたい。


レモン糖度 86


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喫茶バンビ

  • 2013.06.19 Wednesday
  • 15:51
地図でこの名前を見つけた時、絶対にかわいいに違いないと確信してしまった。さらには、バンビの近くに「喫茶小部屋」
という名前の喫茶店もある。グーグルアースでは外観がわからないことがしばしばあるが、
こんな名前の喫茶店があると知れば、行きたくなってしまう。

そして、訪ねて見てその愛らしい看板に歓声をあげてしまった。

バンビ

バンビ


バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

バンビ

段が違っていても椅子の高さはそろえてある。

バンビ

バンビ

やみくもにバンビグッズが並べられていないところがいい。

バンビ

バンビ

バンビ

なぜ「バンビ」という名前にしたのですか?という問いには「んー、そこにバンビがあったから・・・」と店主。
それ以上踏み込まないでおいた。50年近く営業。

バンビ

バンビ

ちょっぴり楳図先生の世界観・・・↓

バンビ




レモン糖度 85

日休



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メニューにときめく 喫茶サンモリー

  • 2013.06.18 Tuesday
  • 15:46

私が気に入る喫茶店は、内装、外観、マッチ、お人柄・・・そういったことが多く、メニューにはそれほど重きを置いていない。
もちろん、美味しければなお嬉しいのだが。美味しいお店は食べログで調べればいいし、私は食べ物では紹介しないかな・・・
と思っていた。しかし、サンモリーのメニューを見て、食べてみたいものだらけで困った。そして、写真に惹かれて
フルーツサンドとフルーツソーダを注文。主人はグラタンセットを注文した。

サンモリー

写真通りのかわいいフルーツサンド。チョコバナナをはさみ、上にはバタークリームに似た生クリームと缶づめのフルーツ。
フルーツサンドという割にはフルーツは使われていないけれど、いわゆる生クリームが苦手の私も美味しいと思える
甘くてなつかしい(ほんの少し【まる捨】を彷彿とさせるような甘さ)生クリームの味だった。甘ーいの。
でも、全部ぺロリと食べてしまえる。

サンモリー

サンモリー


フルーツソーダは、写真にはなかったが、舞妓はんのゼリィ(進々堂のみどりぃの)のようなルックス!
中の方までパイナップルやらが入っていてこれには乙女心をくすぐられてしまった。

サンモリー

サンモリー

他にも小倉フレンチを食べてみたいし、サンドイッチも魅力的。
家からはずいぶんと遠いけれど、また食べに行きたいなと思っている。

サンモリー

サンモリー

サンモリー

サンモリー


サンモリー

サンモリー


レモン糖度 88


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近くの喫茶店と洋菓子店。

サンモリー


通りすがりの喫茶店。

サンモリー

喫茶桂

  • 2013.06.11 Tuesday
  • 17:17
地図に載っていない喫茶店というのも数多く存在する。
喫茶桂に出合ったのは、喫茶ありんこの駐車場を探しているときだった。
三ノ輪の「喫茶ふじ」と同じタツノオトシゴのウインドーシールを見た瞬間に、ここへも入ってみたい、そう思って。


桂

桂


扉をあけて、ここに入ろうと決めて良かったと心から思った。思いがけず出合った喫茶店の内装が好みだと、
異常にテンションがあがってしまう。こちらの喜びが伝わったのか、思う存分写真を撮らせていただけた。
不思議と話も弾んだりして。内装はご主人のオリジナル。ご主人はいろんな喫茶店を巡っていたそうで、
希望の内装を伝えて作ってもらったんだそう。創業40年。10年経ったところで、隣が空いたので、お店を広げた。
カウンターにぶら下がっているガラスの照明だけが創業当時のもの。改装から30年。
当時はお洒落な若者がたくさん来たというのも頷ける、モダンなインテリア。

桂

桂

桂


桂

桂

桂

桂

桂

桂

桂

桂

桂

桂

桂

桂

ママさんは「今度はうちのランチを食べて欲しい」とおっしゃった。
何でも、全て手作りで、体に悪いものは使っていないからだそう。次は、是非ランチを食べに行きたいな。



レモン糖度 87



6時半〜15時半/6時半〜13時もしくは14時(土) 日休

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喫茶ありんこ

  • 2013.06.10 Monday
  • 16:21
暇な時間があると、地図を見るのが好き。地形を見て、後で元遊郭だと知ったり、面白い地名に感心したり。
でもいつの間にか夢中になって見ているのは喫茶店の名前だったりする。「喫茶ありんこ」もそんな時に見つけた。
これは、マッチがあったら相当可愛いにちがいない・・そう思ったらいてもたってもいられなくて、お店へ向かった。
名古屋駅よりも西側というのは私にとっては遠い存在。それでも、魅力的な街だと行く度に思う。
意外にも駐車場のある喫茶店が多いのもとても助かる。喫茶ありんこも駐車場があった。

ありんこ

ありんこ

ありんこ

お店に近づくと、想像通りかわいい看板。中には優しそうなマスターが一人。カウンターの照明がものすごく洒落ていた。
電球の芯の部分が光っているのを久しぶりに見たので、思わず何枚も写真を撮らせていただいた。

ありんこ

ありんこ

ありんこ

ありんこ

モーニングを注文すると、バタートーストとゆで卵がついてきたのだが、バターが美味しい。
店内にある冷蔵庫には「コーンソフト」と「ラーマ」の箱が何個も冷やされていた。初めて食べる味だったから、
コーンソフトの方なのかな?と思った(が、マスターには確認しなかった)。

どうして「ありんこ」という名前にしたのか尋ねると、「イソップ物語のあのありをイメージして名付けた」とおっしゃった。
なるほど、「蟻とキリギリス」 の働き者のアリね。どうりで、看板もかわいらしい。そして、念願のマッチ。
カウンターには違うお店のマッチが置かれていたのでもしかしたら数がもう少ないのかな?
マッチ好きな友人たちを案内したいお店だった。


ありんこ


創業30年。足が4本なのは御愛嬌。





レモン糖度 80  



6時〜13時 日休 


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喫茶サリー

  • 2013.06.06 Thursday
  • 11:43
ザ・タイガースにはまっていた時期がある。とっかかりはサリーこと岸部一徳さんのファンだったから。
いつのまにかジュリーに夢中になっていったんだけれど。

「喫茶サリー」というからには、このサリー(岸部一徳)か魔法使いサリーか、のっぽのサリーかチッチとサリーか・・と
思いを巡らせながら店名の由来を聞いたけれど、特に意味はないという答えが返って来た(恥)

店内には懐かしい壁飾りや置物がところどころに飾ってある。
お揃いのソファー席やカーテン、水色と白の椅子に黄色のマットは北欧っぽくてかわいい。
とにかく、とてもかわいい内装だったのだ。眼をつむって開店当初の店内を想像してみた。ああ、すごくすごく可愛いよ。
こんなかわいらしい喫茶店の店主になってみたい。ママさんがとてもシャイな方で私の力ではお話をすることが難しかったが、何度も通って顔なじみになってみたい、そんな素敵な喫茶店だった。

近所に猫ちゃんもたくさんいたよ。

サリー

サリー

サリー

サリー

サリー

サリー

サリー

サリー

サリー

サリー

サリー

サリー

サリー

サリー

*大胆に写真を撮ることができなくて、魅力がたぶんちゃんと写っていない・・・

レモン糖度 87

7時〜17時 日休


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喫茶タンポポのマスター

  • 2013.06.03 Monday
  • 11:46


以前、てまねき羊さんに教えていただいて愛知からこの喫茶店のために前日から近くに宿泊をしてまで訪れた
喫茶タンポポ」。
わざわざ行ってよかったと思えるほど素敵な喫茶店とマスターだった。

その「喫茶タンポポ」が関西のローカル番組「土曜日はダメよ!」で紹介されたのだが、
番組内で「42年喫茶店を続けていてるマスターの一番の宝物はなんですか?」という問題が出されたそうなのだが、
なんとその宝物に私の送ったポストカードを紹介してくださったのである!

関西ローカルなので、愛知に住む私は見ることのできない番組なのだが、たまたまこの番組を見ていた
レモンのブローチをくださったBCyukiさんが、「レモン糖さんのことでは?!」と、とっさの判断で携帯でテレビを録画して
くださったのである!しかも、それをyoutubeにアップしてくれて私に送ってくれたのだ。それなので、
途中からの映像ではあるが、嬉しそうなマスターのお顔を拝見できて、しかも自分の思いがマスターに届いたことが
わかってものすごくうれしくなってしまった。

1分少々なので、お時間のある方は見ていただきたい。とってもキュートなマスターを見ることができる。 





ちなみにペナルティのヒデさんは私の貼った切手のことを「タンポポの切手」とおっしゃってくださったのだが、
手元にタンポポの切手がなく、一番近かった福寿草の切手を貼った。本当はタンポポの切手を貼りたかったので、
思いは伝わったと思う。ヒデさんのおかげ、ヒデさんありがとう。



機転を利かせて動画を録り、様々な手間を惜しまず私に送ってくださったBCyukiさんのお気持ちがうれしかった。
さらに別の大阪に住む友人も、この動画には写っていないが、「愛知からわざわざ訪ねてくれた若い女性」という
フレーズを聞いて「レモン糖ちゃんじゃない?」とテレビ画面を写真に撮ってくれて送ってくれたのもすごくうれしかった。
しかも、その子はその番組を見て、おかげで良い一日になったと感想を送ってくれたのだ。



自分の思いをメールや手紙、ブログなどに綴ってきちんとその通りに届くことは奇跡だと思っている。
それでも、自分なりに真摯に綴っているとこうやって時々きちんと届くんだと幸せな気持に。
基本的には「人」が怖くてあんまりつながりとか輪とかを積極的に広げようと思っていないのだが、
時々こうやって自分とかかわった人がつながって幸せを運んでくれると、ああ生きてて良かったな、と心から思える。
大げさかもしれないけれど、この歳になると「対人」の苦労をいろいろと経ているのでしみじみと心に沁みいるのである。

久しぶりに、ほんとうにうれしかったな。マスター、教えてくれたお友だち、ありがとう。


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