続・続住んでる時に行っておけばよかったのに日記

  • 2015.11.25 Wednesday
  • 12:59

「陸奥A子展」のために家族を巻き込んで上京。何が何でも見たかった展示を前に、涙ぐんでしまった。
大好きなA子タンの作品を堪能できた上に作品の中に出て来る憧れの飲み物「ミルキーセピア」も飲むことができ、
感激だった。そして友人の力も借りながら、全種類のグッズを数万円かけて購入。
できたら九州へも足を運びたいがさすがにそれは叶わなさそうだな。そんなわけで、年に二回も東京へ行くことができた。

今回の旅の目的はいつもの喫茶店めぐりはほどほどに、「陸奥A子展」「タモリさんの行きつけのお店に行く」「ニキ・ド・サンファル展」という三本柱。

そんななか、上京直前に教えていただいた「杉並区立科学館が2016年3月末で閉館」という情報。
閉店や閉館が決まってから存在を知り、慌てて訪れることを本当はあんまり好きじゃないのだけど、
それでも、知ってしまって「行きたい」という気持ちが生まれたのなら悔いの残らないように訪れることにしている。

今回の上京で陸奥A子展と同じくらい心に残った杉並区立科学館について記録しておきたい。

夕暮れ時に訪れた科学館は、太陽が高いうちに訪れるよりさらに妖し気というか神秘的な空気に包まれていた。


科学館

杉並科学館

杉並科学館

「科学館」と名のつくところにそうそう訪れたことがないのだが、年季の入った模型や
気の遠くなるくらい長い年月を経た展示物からは、大好きな小川洋子さんの世界を垣間見られるようで、ドキドキとした。


中でもこの花の模型に心を奪われた。


科学館

分子とか粒子を表しているかのような無数の照明。天井や扉のデザイン。

杉並科学館



林ショップの林さんがチョイスされて私も欲しいと思っていた二枚貝や私も購入した巻貝。



ほんの数十分の滞在時間だったが、ものすごく心に残った。





レモン糖度 90
続きを読む >>

続・住んでる時に行っとけばよかったのに日記

  • 2015.11.10 Tuesday
  • 22:11
注:2015年4月の文章です。


東京に住んでいる時に(もっと言えば東京に住む前から)存在を知りながらいつか行きたいなあと思って
忘れていた場所に、東京を離れてからわざわざ 訪れる。住んでいる時に行っとけばよかったのに。
今回の旅は、今年建て替えが予定されているホテルオークラと、数年後に移設されてしまう築地をメインに計画を立てた。
家族がいるのでゆとりを持った計画だが、途中で「そういえばあそこも行ってみたい」と思い出したりして
結局けっこう充実した2日間を過ごすことができた。

以下訪れたところで印象に残ったところを一部抜粋してメモ(初めて訪れたところや何度も訪れたところなどいろいろ)。

網兼(残念ながらお休み)→愛養→センリ軒→レストラン東洋→栄太樓→タロー書房→マコ→草月会館→ホテルオークラ

ホテルオークラ→ワンモア→談話室しみず→ダンテ→こけし屋→プロティア→坂本屋→糸切りだんご→東郷青児美術館→新宿の目→純喫茶楽屋→東京タワー→そば屋→ミルキーウェイ


「愛養」はなるほど、味も接客も良くて通いたくなる気持ちがわかる。築地の人は観光客に優しくてホッ。

東京

何度訪れてもご縁がなく、一度も味わえず。

東京

「レストラン東洋」。一階のインテリアがレトロで素敵。日本橋なのに価格もリーズナブルで、
もっと早く来ていればなあと思った。

東京

東京

たまたま目に入った「栄太樓」にふらりと入ると、デザインの気になる缶が。味もおいしくて、
全種類の入った箱入りも買えばよかったなあとちょっとだけ後悔。

東京

東京

「タロー書房」こちらがコレド室町に入る前に訪れたかった。岡本太郎デザインの看板を見たかったから。
コレドに入っても看板は見られるようにされてあるはず。。と期待して行ったのだが、私の見たかった看板はなかった。
わが町のバスもデザインされた水戸岡さんデザインのブックカバーと袋としおりを記念に。

東京

東京

東京

朝早すぎて開いてなかった「マコ」へふたたび。嵐の大野君と二宮君が来たことがあるらしく、
嵐ファンの聖地になっているとママさんが教えてくださった。千鳥が淵の桜は日本一だとか
短い滞在ながら沢山お話をすることができた。

東京

友達のナナエさんが見せてくれた写真に一目惚れをして「草月会館」に訪れた。この白い椅子が見たかった。
それと、撮影禁止のイサムノグチの彫刻を、“体験”するように堪能できる(しかも無料で)のはとっても貴重だと思う。
以前訪れたイサムノグチ庭園美術館は予約制だったし、「草月会館」はかなりお気に入りの場所となった。


東京

東京

東京

ホテルオークラのフレンチトーストはなんと予約でいっぱいとフロントで言われてしまったのだが、
朝一番でオーキッドルームに行き、席があれば食べられるとベルボーイさんに教えていただき実行すると、
見事食べることができた。このあと、ワンモアにもフレンチトーストを食べに行ったのだが、
開店時間前から行列でなんと30分待ち。雑誌の効果って恐ろしい。忙しくて大変なはずなのに、
店主はニコニコ接客も優しい。それにくらべて・・・ごにょごにょごにょ。。
どちらも私にとっては同じくらい美味しかった・・値段は全然違うけど。
でも、やっぱり美味しくても意匠の中で食べられても、接客の良い方を私は選んでしまうなあ。

東京

家族が「坂本屋」のカツ丼を食べたいと言うので(こちらも40分くらい並んだ)、私は家族が並んでいる間
束の間の喫茶巡り。談話室しみずのマッチがかわいかったな。

東京

ここで、吉祥寺の「糸切りだんご」のことを思い出す。吉祥寺に住んでいながらなんとなーくそのままに
し続けていたので、まだ営業しているのかどうかもわからないまま向かった。そこでの時間は本当に奇妙で、
一度でも行けて良かった。

「東郷青児美術館」は、昔行く予定だったところ家族の機嫌が悪くなってしまい断念したまま行けてなかったので
今回向かったのだが、家族を待たせて自分だけだったのでミュージアムショップのみを覗く。
思っていた以上にポストカードがあり、全種類欲しいくらいだったが、厳選して他のグッズも買い求めた。
それで、今年の自分への誕生日プレゼントはこれに決めた。

憧れの「新宿の目」もひっきりなしに人が通る道なのだが、天使の通る瞬間があり、無人の写真を撮ることができた。


東京

そして、念願の「純喫茶楽屋」へ。いつもはママさんらしいのだがこの日は用事があり大ママさんがきりもり。
これはとてもついていて、生粋の江戸弁を久しぶりに堪能できたのだ(新橋のファースト以来かな)。
落語好きの家族も大喜びで、自分の行きたい場所が家族も喜ぶ場所であるとうれしい。


東京

東京

「東京タワー」とはいえ、めざすは「イトーズギフトショップ」のみ。
30分だけの滞在でまたかわいらしいいろいろを破格で持ち帰る。ああ楽しい。

東京


「ミルキーウェイ」。以前訪れた際は満員だったので断念したのだが、ポイントカードを集めに通えばよかった!
(なんと池袋のサンシャインで働いていたことアリなのに!)と思うほど気に入ってしまった。

東京

とまあ、住んでる時に行っておけばよかったものの、なところばかり。それでも車で東京観光をすると、
懐かしい場所ばかりで、数年でも東京で暮らせたことは私にとって人生の宝物だなと思った。


マッチ

マッチ


レモン糖度 90




calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< November 2015 >>

レモン糖の本棚

岸田今日子

宮城まり子 ねむの木学園

好き

喫茶店 名古屋 岐阜 愛知 岡崎 純喫茶 東京 レトロ 昭和 マッチ 包装紙 コーヒー 珈琲 コースター

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

Just Another Diamond Day
Just Another Diamond Day (JUGEMレビュー »)
Vashti Bunyan
内省的なのに解放されている。こんなに体の芯に響いて気持ちよくさせてくれる作品はそうない。無人島CD。

recommend

砂の女 特別版 [DVD]
砂の女 特別版 [DVD] (JUGEMレビュー »)

岸田今日子のほかにこの役をやれる女優はいない。武満徹の音楽とともに、映像化に成功した大傑作!

recommend

 (JUGEMレビュー »)

まゆちゃんのかわいさ、今日子さんの愛情。子供がいない人にも、子供好き!という人でなくても子供が主人公の映画は好き!という人にもおすすめ☆

recommend

卍(まんじ) [DVD]
卍(まんじ) [DVD] (JUGEMレビュー »)

コメディ。可笑しすぎる!何度も笑ってしまいました。岸田今日子の美しいこと☆

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM