北九州で開催されていた陸奥A子展のサイン会に当選したのをきっかけに主人の実家へ帰省。
(体調を崩して1ヶ月ほど入院していた私への神様からのご褒美だろうか、みごと当選をしたのだ)
鳥取にも行ってみたいんだよな・・・ということで、1週間かけての大ドライブ旅行が始まった。
家族の都合で、ほとんどがのんびりと移動時間に費やしたため、1週間かけても訪れたところや滞在時間は少ないと思う。
天気の都合で行ったりもどったりと効率が悪いコースでもある。それでも、感謝感謝の大旅行だった。
1 大阪からカーフェリーで北九州へ。
2 シロヤベーカリー→喫茶ドン→北九州漫画ミュージアム→珈琲フッコ→実家
3 神野公園→実家
4 喫茶柿→ボロン亭→レモン冷麺→鳥取県のホテル
5 鳥取砂丘→倉吉市散策→境港散策→スーパーで夕食を買う→島根県のホテル
6 シジミ汁付き朝定食→足立美術館→山陰のお魚定食→東光園→ポップコーン→昭和なホテル
7 伊根散策→鯖街道→喫茶カヌー
心に残ったのは陸奥A子展と一人で1時間弱の倉吉市散策。
旅先で器を買うのが好きなので、安部太一さんの器や中井窯で器を買い求めたかったけれど、お預け。
憧れの鳥取砂丘を歩きたかったけれど家族の都合で遠くから眺めるだけ。植田正治写真美術館も我慢。
でもでも、また次回のお楽しみができたと思えばネ。
北九州に着いて目的地に向かう途中でかわいい看板に出会った。あいにくのお休み「リッチモンド」。
大人気のパン屋さん。値段もネーミング(「サーフィン」だとか!)も見た目もかわいいのでついつい買いすぎちゃう。
とくに「アノン」がお気に入り。また食べたいおいしさ。
次回寒い季節ならば「チョコロール」を購入したい。
「喫茶ドン」の看板を見た時、香川の「くつわ堂」の伝票の裏の絵を少し思い出した。
こういう画家が描いた風体の看板に弱い。
静かな気配で教えていただくまで気づかなかった、お店のアイドル?オウムも、カウンター上方にいた。
本物の猫みたいに丸くなって寝ている作品。作家ものの珈琲カップはたっぷりサイズ!美味しい珈琲だったな。
この後の陸奥A子展については後日詳しく書き留めるとして、甥っ子たちと訪れた神野公園。
小さい子にちょうどいい乗り物ばかり。
中央に写るカラフルな傘は童謡と共にくるくると回っている。なんともレトロでかわいい公園だった。
早々に実家を後にして、少しだけ久留米に立ち寄る。
地図で見つけたお目当ての喫茶店が閉店されていたので、近くの喫茶店でランチ。
久留米出身の有名人のお話や、カラースプレーのあしらわれたウインナー珈琲を楽しんだ。
シーナ&ロケッツの鮎川誠さんと同級生という、渡辺謙さん似のかっこいいマスターのいらっしゃる「喫茶柿」。
クラシックな雰囲気で居心地の良かった「ボロン亭」。
植田正治さんの写真のためだろうか? 憧れていた鳥取砂丘。書体が好みのレストラン「砂丘フレンド」。
以前みどりさんにいただいた革製の名前入りらくだ型キーホルダーをずっと愛用していたけれど、
ちょうどこの旅で壊れてしまい今度は家族や姪っ子用に購入。自分には砂丘の砂のキーホルダーを。
冒頭にも記したけれど陸奥A子展の次に楽しかったのは、一人で1時間弱の倉吉市散策。初めての街はやっぱりときめく。
知らない風景に出会うのってわくわくする。
車を降りて最初に目に留まった「喫茶モダン」へ。若いご夫婦が営む昭和空間。置かれているもの全てレトロ。
メニューにレモンケーキを見つけたので注文。私の好きなジュリーやザ・タイガース、
岡崎友紀ちゃんは見つけられなかったけれど、置いてある雑誌など時間が許せばゆっくり読みたかった。
喫茶モダンのおとなりの食器店にも当時ものの商品がいくつかあったけれど、私にはちょっと高価だったので見るだけに。
そのお隣も、お休みなのだろうか?味わい深い建物を利用した喫茶店があった。
倉吉市は歩いているだけで楽しい。興味深い商品が見える金物屋さんがお休みだったのがちょっと残念だった。
こちらのお土産物屋さんでお土産を購入。基本的に売らずに飾ってあるそう。
「純喫茶」の文字に胸が高鳴るがおやすみ? 「純喫茶庭の窓」。
「純喫茶アロー」の扉を開けたらカラオケの真っ最中!
サマー味ってどんな味だろう?
「米沢鯛焼店」のたいやきがすっごく美味しかった! 常連さんのおすすめは白あんの大判焼き。
倉吉市では「夜長茶廊」さんがお休み、境港では「一月と六月」さんがお休みで残念だった。
憧れの水木しげるロード。夕方に訪れたので人も少なくお店もすぐに閉まってしまった。
記念メダルを作成。絵は一反木綿に乗った鬼太郎と裏面は目玉おやじ。ベビールームのマークは子泣き爺。
いつかいつかと夢見ていた東光園のロビー。想像していたよりこぢんまりだったけど、やっぱり泊まってみたい。
剣持勇さんのラタンチェア欲しいなあ。
気になる喫茶店ヒッポッポ。
真っ暗な夜道の希望の光。ポップコーン自販機に初めて出会ったので購入。何とも陽気な音楽が流れてできあがり。
泊まったホテルはもうなんというか昭和の忘れ形見のようなところで・・しかし!マッチがイカしていたので私は満足。
夢みたいな外観の喫茶店にも出会えたし。
いつか伊根の船宿にも泊まりたい。
気になるお土産と気になるスーパー「フクヤ」。
初めて見るモノたち。つやま屋のマーブルゼリーのファンシーカラーにときめいた!
ティッシュも地方によってデザインがおもしろいのがあるので要チェック。
ハッカ餅のハッカの強さに私は一つしか食べることができず、母が気に入ってくれたので食べてもらった。
憧れの薔薇パンにはスーパーやコンビニを何軒もまわってやっと出会えた。道中のおやつや朝ご飯に。
白バラ牛乳の瓶を10年以上探しているけど出会わない。いつからなくなったんだろう?
水木プロの丸いシールは温度によって色が変わる。
昔勤めていた某出版社の営業さんにいただいてファンになったどじょう掬いまんじゅう♡
足立美術館ではかわいらしい林義雄さんの作品をポストカードとクッキーで持ち帰る。
以前も「レモン糖の日々」に綴ったお気に入りの銘菓「
北島の花ぼうろ」、憧れの「千鳥屋のチロリアン」
昔のタイプのまま(タイトルがカラフルで箔押しタイプで中の写真も何十年も前のまま)の絵はがきセットを見つけると
買わずにはいられない。なかなか出会えなくなってきたけど。
以上旅の記録。たくさんの憧れさんたちを訪れたり持ち帰ることができてうれしかった。
見たことのない景色をこれからも見に出かけてゆきたい。
レモン糖度 87